出版社内容情報
ロングセラー「ズカイニュウモンよくわかる航空力学の基本」をリニューアルした、より優しい航空力学の入門書。飛行機の設計・製造・運用・整備に関わる幅広い知識の中から、「最低限これだけは知っておきたい」という内容に絞り込んでていねいに解説します。
内容説明
専門書を読む前にとりあえず知っておきたい基本中の基本!航空機の歴史、空気力学、飛行機の種類、仕組みと形、重量と構造、空気の力、推進装置、縦揺れモーメント。「飛行機が飛ぶために何が必要か」がわかる!
目次
第1章 航空機の始まり
第2章 空気力学の基礎
第3章 飛行機の仲間たち
第4章 飛行機の仕組みと形
第5章 飛行機の重量と構造
第6章 空気の力
第7章 推進装置
第8章 縦揺れモーメント・尾翼の働き
第9章 作って飛ばして確かめてみよう
著者等紹介
飯野明[イイノアキラ]
1955年生まれ。東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科航空宇宙工学コース教授。高専在学中には自作複葉機の製作に参加する。現在は作って飛ばすことを教育にも取り入れ、より充実させることが目標(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鏡華月
3
飛行機に至るまでの歴史やその状況などが詳しく書かれていて納得出来た。色んな歴史を繰り返したからこそ進化できたんだなと感じた。2017/06/07
Hyos(元jpn1024)
2
飛行機開発の歴史や分類,設計・開発に用いられる科学が学べる本. 飛行機に用いられる材料や構造の条件を力学的に説明する第5章が特に面白いと思った. ヘリコプターの実用化は飛行機の30年ほど後に実現された模様(1940年頃). 飛行機の機体の構造が占める重量の割合は25%であり,それに対して燃料が占める重要の割合は40%であることから,飛行機が空を移動する姿は「飛行機が飛んでいる」というよりはむしろ「燃料が飛んでいる」と形容したほうがある意味適当であるようだ. 航空機の郵便切手が豊富に記載されているのも良い.2017/11/26
しょう
2
仕事で航空関係の知識が必要になったので読んでみた。 今まで何となくしか仕組みを知らなかった飛行機について表面的な知識は着いた気がする。 巻末の紙飛行機を作って、途中に出てくる物理計算の理解を深めたい。 マクロスのヴァルキリーもこの本を読んだら味方が変わったという付加価値もあった。2016/10/15
ドリアン・グレイ
0
これを二年の時に読めばその後の授業がわかりやすかったかもしれないが、ちゃんと勉強した後読んだからわかりやすく感じたのかもしれない。2017/12/29
くに
0
今の自分には難しかったな、またチャレンジしてみよう!2021/06/15