内容説明
宇宙の構造をざっくり読み解く。星空から大宇宙まで、旅してみよう。
目次
第１章 星空からの出発（星空を見上げてみよう；星はいくつあるのか？ ほか）
第２章 地球と月（地球からの出発；地球の歴史 ほか）
第３章 太陽（太陽の基本；太陽と地球 ほか）
第４章 太陽系の仲間たち（太陽系の仲間たち；太陽系の物差し ほか）
第５章 星々の世界（宇宙の物差し；一番近い星 ほか）
第６章 銀河系（銀河系の構造；太陽系の周辺 ほか）
第７章 銀河宇宙（アンドロメダ銀河と局所銀河群 ほか）
第８章 宇宙の果てへ（銀河の地図；クエーサー ほか）
著者等紹介
高梨直紘［タカナシナオヒロ］
東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授。天文学普及プロジェクト「天プラ」代表。１９７９年（昭和５４年）広島県広島市生まれ。２００８年（平成２０年）東京大学大学院博士課程修了（理学博士）、国立天文台広報普及員・研究員（ハワイ観測所）、東京大学生産技術研究所特任助教を経て、現在に至る。天文学をベースに知を俯瞰することを目指した、統合的な研究活動を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花男
13
宇宙は時間と空間からできている。宇宙がはじまってから138億年という。つまり138億光年よりも先の宇宙は存在しない。 宇宙の事を考えると戦争などはよりばからしく思える。2022/03/02
ハル
8
宇宙凄すぎ。人間の探究心凄すぎ。先頃は生命の進化の謎と神秘に圧倒され通しだったが、宇宙は規模が違いすぎた。時空間のスケールの途方もなさに想像困難。わたくしなど極細ボールペンを使おうと点も描けぬほどの小さき存在であることよ。このスケールをポッケに忍ばせ、ネガティブ感情に支配されそうになる瞬間に手にすれば、たちまち自分が馬鹿らしくなる。目の前の日常が尋常ならざることと本気で考えたくなるほどの「たまたま」の連続の先に浮かぶ「現在」。当然の如く口にする「空間」というものが不思議でならなくなる。2020/08/05
com.
3
基礎が知れてとてもよかったです。 星空や宇宙についてのことがわかりやすい表現、図でかかれていて、何も知らない私でも理解でき、楽しく読むことができました。これからもっと宇宙のことについてほかの本を読んだり、本書に載っていたwebサイトを見たりして調べてみようと思います。2015/12/14
Nao
2
光年より上のパーセク。もう単位が凄すぎて想像出来ない。2019/02/26
遠野空
1
宇宙のしくみ。まだわからないことの方が多そうですが、わかっているだけでもものすごいことを感じます。文字通り宇宙スケール。2024/04/30
