内容説明
造船・船隊整備・海運の基礎から最新まで解説。船舶のメカニズムから運航や航海術まで詳しく丁寧に説明!船と海運の疑問がたちまち解決!
目次
第1章 船の基本(船とは;船の本質は高い経済性 ほか)
第2章 航海(航海と航路;現代の航海術とGPS ほか)
第3章 海運(海運とは;商船の採算 ほか)
第4章 造船の仕組み(船の構造;船の構造の縦と横 ほか)
第5章 船の理論(浮力とは;鉄の船がなぜ浮かぶか ほか)
著者等紹介
川崎豊彦[カワサキトヨヒコ]
造船所勤務の伯父の影響を受け、子供のころから船に興味を持ち、伯父と同じ大阪大学工学部造船学科に進む。昭和49年、大阪大学卒業と同時に、世界でも屈指の海運会社である大阪商船三井船舶株式会社(現株式会社商船三井)に入社。主として工務部に勤務し、一般貨物船、コンテナ船、自動車専用船、撒積船など大型外航船の基本計画、建造に携わる。この間、船舶の新造・修繕の現場監督も経験。企画部在籍中経営企画に携わり、船隊整備の理論構築に参加。戦後の日本初のクルーズ客船『ふじ丸』建造計画では、経営面から推進した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Koning
20
現代の船舶のあれこれ(表紙に書いてある通り船の構造から鋼の船が浮く原理といったところから海運業のしくみとかまで)を基本は見開き2ページを使って1項目ずつ解説してくれてます。確かに日本で船乗りってもはやなりたくてもなれない仕事になっちゃってんですねぇ。帆船の時代に関してはバカじゃないの?というぐらい色々調べたりしたんだけど、現代なあれこれは以外と盲点だったわ(笑)。いわゆる総トン数とか単位の面倒臭いこととかもわかっていいんじゃないかな?という感じ。確かに簡単な比較はできないというのがよくわかりましたよ。2015/02/19
けそ
2
船舶の構造や造船、海運の話が分かりやすく解説されている。2016/07/15
nata
1
図書館にて。船にはごくたまに旅客として乗るぐらいで、車と違って自分で運転したり仕事で直接触れたりすることは少ないので馴染みが薄い。その船舶の世界を、本当に基礎から説明している。触れていないことも多いとは思うが、載っている分だけでも知らなかったり曖昧だったことがたくさんあったので面白かった。2014/10/08
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