出版社内容情報
家族関係の変容とともにその質を変えつつある家族間暴力、本書はDV、高齢者虐待、児童虐待をとりあげ、その実態と課題を、国際比較、世代間連鎖、刑事規制の役割といった視点も取り入れつつ多面的に考察、新たな防止策を模索する。全編書き下ろし。
目次
1 ドメスティック・バイオレンスの国際比較(ドメスティック・バイオレンスの法的対応と課題―フランスとの比較から見えるもの;中国における家庭内暴力の現状とその対策―婚姻暴力を中心に)
2 児童虐待問題の国際比較(児童虐待の予防を見据えて;児童福祉法、児童虐待防止法の改正を受けて;虐待による子どもへの影響 ほか)
3 高齢者虐待問題の国際比較(スウェーデンにおける高齢者虐待の実情とサーラ法;中国の親孝行法と高齢者虐待の課題;ドイツにおける高齢者虐待の実態と虐待防止への法的対応 ほか)
著者等紹介
古橋エツ子[フルハシエツコ]
花園大学社会福祉学部教授、花園大学大学院社会福祉学研究科長、花園大学心理カウンセリングセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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