内容説明
利用者が「できる」ことと「できない」ことを記録する、会話や観察でわかった利用者の趣味、嗜好などを記録する、援助行為の説明と同意のやりとりを記録する…etc.イラストと会話で施設の生活場面を再現。援助行為と記録のポイントがよくわかる。
目次
1章 介護サービス関連の基礎知識
2章 施設介護に必要な書類の意義と書き方
3章 ヒヤリ・ハットと事故報告書
4章 公表を前提にした記録の書き方
5章 実践!利用者の1日を記録しよう
6章 利用者の特性に沿った援助方法を記録する
著者等紹介
佐藤ちよみ[サトウチヨミ]
対人援助スキルアップ研究所所長/介護福祉士・介護支援専門員・東京都第三者評価委員東京成徳短期大学幼児教育科卒業。保母(現:保育士)として働きながら、職業訓練校福祉ヘルパー科を卒業。特別養護老人ホーム、介護サービス事業所勤務を経て独立、2004年対人援助スキルアップ研究所を設立。サービス提供責任者や介護支援専門員のスキルアップ研修、対人援助技術講習、施設の新人研修講師などの各研修会講師や、交流分析インストラクターとして後進の指導・育成に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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小島輝彦
7
ここまで丁寧に記録書けたらすごいなと思う。そのためには、ケアに対する気持ちと観察力、推察力や、また記憶力が必要。そうした力をつけるにも、記録をしっかり書くことは大切。
さちめりー
1
ビギナーの介護職なので記録の書き方はもっとうまくなりたいと常々思っています。図書館の棚で目についたので手に取りました。はじめは「改善したほうがよい記録例」の何がいけないのかわからないくらいでした。語彙力がないと短時間にスラスラとこのお手本のようには書けませんね。というか自分の職場ではこんな長い文章を書くほどの記録スペースがそもそもない。しかし表現方法のよいお手本として十分勉強になりました。使える表現を書き写して身につけたい。2022/04/13
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