内容説明
イラストと写真でわかる最先端バイオテクノロジー。
目次
第1章 はたらく菌(バイキンと呼ばないで;小学生が作った医薬品;カリスマシェフのカビ ほか)
第2章 はたらく細菌(発酵食品の王様;細菌が造る馬乳酒;チーズの醍醐味 ほか)
第3章 はたらくウイルス(生物でも無生物でもない存在;ワクチン;ウイルス兵器 ほか)
著者等紹介
夏緑[ナツミドリ]
京都大学理学部博士課程修了。日本分子生物学会会員。宇宙作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤森かつき(Katsuki Fujimori)
40
怖さよりも、真菌・真性細菌・古細菌・ウイルスをいかに有効活用しているか、という内容だった。なかなか興味深い話が多く面白かった。ウイルスすら有効活用の道があることは意外だったけれど、言われてみればワクチンもそうだし。ガンを殺すウイルスなども研究されているとか。ただウイルスは生物ではない(生物でも無生物でもない)ので、殺す薬は存在しない、という怖い事実。ウイルスを殺すには体内の免疫システムの力を借りるしかないようだ。熱に弱いウイルスを殺すために高熱もでる。免疫力を高める以外に打つ手無しっていうのは困ったもの。2020/03/10
Hiroyuki Nakajima
1
ちょっと驚いたのは、アメリカのニワトリはサルモネラ菌を保有していて、鶏卵の生食は出来ない事です、他にも有用な枯れ草菌や木に含有されるリグニンを分解するキノコの働き等勉強になりました。2011/11/22
キスイ
0
雑学の本みたいなノリで結構面白かったです。これ書いてる方、ラノベも出してる方ですね~。2012/07/31
圓子
0
以前読んだ別の本のシリーズ。こちらのほうが未知度が高く、楽しめた。一部、オリゼー風味のイラストあり。2010/03/10
チオ
0
著者名に釣られて一読。2008/11/17