内容説明
「はやり」「すたり」をとことん分析!誰でも理解できる流行の法則!流行の『特定要因』と『循環要因』。「上比長←→下比長」、「同一視←→対立視」、「曲←→直」、「エレガンス←→カジュアル」、「アリ←→キリギリス」で見るトレンド予測。
目次
第1章 流行の原因には「特定要因」と「循環要因」の二つがある
第2章 「曲」と「直」で流行が変わる
第3章 デザインの流行は「上比長」「下比長」に分かれる
第4章 「同一視」と「対立視」を知って流行を読む
第5章 「アリ型人間」と「キリギリス型人間」は交互に現れる
第6章 「エレガンス」と「カジュアル」もしくは「束縛」と「自由」
第7章 なぜ、まったく同じ流行が起きないのか(三つの理由)
著者等紹介
森田洋一[モリタヨウイチ]
1950年生まれ。流行予測、市場予測コンサルタント。流行ビジネスが感覚的な手法に頼っていることに疑問を持ち、流行予測の研究を始め、その成果をトレンド情報誌に発表。1982年、乗用車のデザイン史研究に参加し、大手自動車メーカーのデザイン室に調査方法や分析方法について助言する。研究成果を実際の車に適用、結果2車種がヒットする。1983年より流行予測の研究所に所属、メーカー、卸、小売店など幅広い業種において講演やコンサルティングを始める。流行予測における独自の理論を確立。1987年、モード工学研究所設立、研究成果を順次発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠井康平
1
あんまり理詰めじゃなかった2016/07/18
Naota_t
0
★3.1 トレンドは波があるので、それを理解すれば「センスがなくてもヒットは作れる」とのこと(大言壮語だが)。アパレルのトレンドは顕著で面白い。時代性を反映したり、気分によってトレンドはグルグル回る。男性ファッションyoutuberは理詰めで解説する人が多い(著者曰く、特定要因x循環要因、曲x直、上比長x下比長、同一視x対立視、アリxキリギリス、エレガンスxカジュアル…など)。一方、女性youtuberは「かわいいでしょ」で終わる人が圧倒的に多いため、本書を読めば、もう少し深い話ができる、かもしれない。2021/09/25
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