内容説明
本書は、2005年から2008年頃にかけて実用化が期待されている次世代の高速無線ネットワーク技術に焦点を当てている。その動作の原理、応用技術、現状と課題の、それぞれの分野の第一人者による分かりやすい解説が目標である。
目次
第1章 ユビキタス・システムの技術動向
第2章 高速無線LAN―802.11b/a/gから802.11e/nへの発展
第3章 UWB(ウルトラ・ワイドバンド)通信技術
第4章 802.16ワイヤレスMAN
第5章 FLASH‐OFDMとiBurst
第6章 3.5Gの高速携帯電話
第7章 ユビキタス・セキュリティならびに無線LANと携帯電話網の連携
第8章 ワイヤレス・ユビキタスの要素技術
著者等紹介
阪田史郎[サカタシロウ]
1974年、早稲田大学大学院理工学研究科 修士課程電気工学専攻 電子通信工学専修 修了。同年、日本電気株式会社(NEC)入社。以来、NEC中央研究所にて、コンピュータ・ネットワーク、インターネット、マルチメディア通信、モバイル・コンピューティング、ユビキタス・システムなど、コンピュータと通信の統合領域に関する研究に従事。NECパーソナルC&C研究所長、NECインターネットシステム研究所長を経て2004年4月から千葉大学大学院自然科学研究科教授・千葉大学工学部情報画像工学科教授。工学博士(1991年)。1997~1999年、奈良先端科学技術大学院大学客員教授。2002年、情報処理学会研究フェロー受賞。2003年から電子情報通信学会理事。2004年から情報処理学会監事
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