インターナショナル新書<br> 江戸艶語

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江戸艶語

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681666
  • NDC分類 814.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

江戸の人たちは言葉でも性を楽しんでいた! 「やれしたがある」「吐淫」「なめくじり」「九道具」「船饅頭」などなど、辞書に載らない、けれど、江戸人の生きた実感そのものの性にまつわる言葉から、江戸のイキイキした日常を読み解いていく。関連する春画&春本も多数掲載!

春画&春本は、生きた日本語の宝庫である。そこで使われている言葉たちは、ググっても出てこない、学校でも教えてくれない、けれど、もっとも人間的で、もっとも日本語らしい、「江戸庶民たちの性も含めたリアルな日常」を知ることができるカギである。
庶民たちの深い古典の教養や、当時の流行語、語呂合わせなど、語源や使われ方などをひもときながら、粋でユーモアあふれる江戸のリアルを紹介。

●「自身安味」(自分で自分の心と体を鎮め穏やかにする行為。つまり自慰のこと)
●「九道具」(男根に求められる長さ、大きさ、形など九つの品格のこと)
●「やれしたがある」(平賀源内発明の「あら、なんとなく下半身がムラムラとしてきてしまった」という名前の媚薬)
●「魚接勢」(三人で性交すること、いわゆる3P。他に「兎歩勢」「鶴の構え」などの体位もある)
●「なめくじり」(「舐陰」と書く。男性が女性の陰部を舐め、指で陰部を愛撫すること)
●「甲形」(現在で言うコンドーム)
●「八寸」(「はっせ」と読む。愛する人とのまぐわいでの悦びを言う)
●「四ツ目屋」(日本最古のポルノショップとされる店。精力剤であるイモリの黒焼きの元祖とも)
●「船饅頭」(隅田川に浮かべた船中で売春をした下等な遊女。「ふなぎつね」とも言う)
などなど、江戸エロ語の世界を、語源や使われ方などをひもときながら紹介。

「べらぼう」でも描かれなかった江戸の男や女、武士や町人の、楽しむことをあきらめない、豊かで、したたかな色事の世界へ。

【著者略歴】
山口謠司(やまぐち・ようじ)
1963(昭和38)年、長崎県生まれ。大東文化大学名誉教授。平成国際大学情報デザイン学部顧問。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。英・ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員、大東文化大学文学部教授を経て現職。『日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明―』『ん―日本語最後の謎に挑む―』(共に新潮新書)『明治の説得王・末松謙澄 言葉で日露戦争を勝利に導いた男』 (インターナショナル新書)など、著作多数。『日本語を作った男 上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第29回和辻哲郎文化賞受賞。


【目次】

内容説明

歌麿が!源内が!北斎が!べらぼうもびっくり!エロにまつわる言葉から、江戸の日常を読み解く。艶画も多数掲載!

目次

自行安味
九道具

かまをほる
ネコとタチ
長命丸
まぐわい
やれしたがある
虎歩勢
人身御供
魚接勢
なめくじり
甲形
八寸
四ツ目屋
船饅頭
念者
ころぶ
膃肭臍
お抜け参り
出合茶屋
吐淫
立つ

著者等紹介

山口謠司[ヤマグチヨウジ]
大東文化大学名誉教授。1963年、長崎県生まれ。平成国際大学情報デザイン学部顧問。フランス国立高等研究院大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て現職。『日本語を作った男 上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第二九回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

1
 著者は、日本語の歴史の研究者。  本書は、江戸期の艶本を読み解き、いかに豊かな「艶」の世界があったかを紹介した内容。  艶本を扱った内容といっても、かつてのようなアングラな雰囲気はまったくない。けっこう直接的な表現や絵も出てくるのに健全という、なんだか不思議な本だ。男根を9種類に分類して順位付けした『艶道日夜女宝記』、「おかまをほる」の語源に空海をもちだしたトンデモ説の『陰陽淫蕩の巻』、性行をしてはならない日と小林一茶のエピソード、「なめくじり」のこと、精力剤として使われたオットセイのことなどなど。2025/12/08

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