インターナショナル新書<br> 人物から読む幕末史の最前線

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インターナショナル新書
人物から読む幕末史の最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681321
  • NDC分類 281
  • Cコード C0221

出版社内容情報

人物がわかれば、幕末がわかる!
黒船から開国・討幕へ――激動の15年間を、さまざまな立場の11名から読み解くことで、立体的に幕末史が捉えられるようになる1冊。
歴史研究の現場では、これまでの常識を覆す説が次々に生まれている。教科書や歴史小説、ドラマから作られた人物イメージが覆る。
歴史に名を遺した人々は、何を決断し、どう生きたのか?

「目次」より抜粋
第1章 井伊直弼
イメージが先行する井伊直弼/将軍継嗣・条約締結問題と大老就任/安政の大獄/桜田門外の変の実相
第2章 吉田松陰
松陰は悲劇のヒーローか/即時攘夷から未来攘夷へ/松陰の「ペリー刺殺目的説」を否定する/松陰の死とその遺伝子/安政の大獄と松陰の刑死
第3章 マシュー・ペリー
幕末の起点はペリー来航/なぜ日本にやって来たのか/再来航はなぜすぐだったのか
第4章 徳川慶喜
一橋家相続/井伊大老の登場と慶喜の謹慎/禁裏御守衛総督ヘの就任と禁門の変/幕府の警戒と朝廷の信頼/裏切りと将軍就任/大政奉還と決断の背景/王政復古クーデターと慶喜の立場/戊辰戦争の開戦と政治家・慶喜の退場
第5章 平岡円四郎
知られざる偉人・平岡円四郎/将軍継嗣問題と平岡の立場/橋本左内・西郷隆盛との連携/安政の大獄と平岡の挫折
第6章 島津久光
誤解されたままの島津久光/斉彬と久光の本当の関係/幕末動乱の導火線となった久光の率兵上京/朝政参与と久光の挫折/禁門の変と方向転換/激動の中央政局と久光の退場
第7章 渋沢栄一
尊王志士・渋沢の誕生/一橋家仕官の実相/周旋家から経済官僚へ/慶喜の将軍就任と渋沢の動向/渋沢の渡仏およびヨーロッパでの動向/渋沢の幕府瓦解・慶喜への不満
第8章 松平容保
会津藩・松平容保と長州藩の激突/帰藩できない松平容保/京都家臣団の苦悩/松平容保の決断と会津藩の悲劇
第9章 佐久間象山
フェイクニュースの犠牲になった巨星・象山
第10章 坂本龍馬
薩摩藩士・龍馬の痕跡/大石団蔵の事例/近藤長次郎の事例
第11章 五代友厚
五代と薩摩スチューデント/五代とモンブラン/ベルギー商社の設立/近代日本人・五代友厚の誕生/薩摩藩のパリ万博参加と五代

【著者略歴】
町田明広(まちだ・あきひろ)
1962年、長野県生まれ。神田外語大学教授・日本研究所所長。明治維新史学会理事長。上智大学文学部・慶應義塾大学文学部卒業、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。著作に『島津久光幕末政治の焦点』(講談社選書メチエ)、『攘夷の幕末史』(講談社学術文庫)、『グローバル幕末史』(草思社)、『薩長同盟論』(人文書院)など。

内容説明

歴史に名を遺した人々は、何を決断し、どう生きたのか?合理的思考の徳川慶喜、政治の舞台を京都へと変えた島津久光、キャリアのために日本を開国をさせたいペリー…。歴史研究の現場では、これまでの常識を覆す説が次々に生まれている。歴史小説、ドラマから作られた人物イメージが覆る。黒船から開国・討幕へ―激動の一五年間を、さまざまな立場の一一名から読み解くことで、立体的に幕末史が捉えられるようになる一冊。

目次

第1章 井伊直弼―植民地化から救った英雄か?
第2章 吉田松陰―長州藩の帰趨を左右した対外思想
第3章 マシュー・ペリー―日本開国というレガシーを求めて
第4章 徳川慶喜―真の姿が見えにくい「強情公」
第5章 平岡円四郎―慶喜の政治活動を支えた周旋家
第6章 島津久光―政治の舞台を京都へ移した剛腕政治家
第7章 渋沢栄一―農民から幕臣、そしてパリへ
第8章 松平容保―京都守護職の苦悩と元治期の政局
第9章 佐久間象山―暗殺の真相と元治元年夏の流言
第10章 坂本龍馬―活躍の裏には“薩摩藩士”としての身分があった!?
第11章 五代友厚―幕府を出し抜いたパリ万博への権謀術数

著者等紹介

町田明広[マチダアキヒロ]
歴史学者。1962年、長野県生まれ。神田外語大学教授・日本研究所所長。明治維新史学会理事。上智大学文学部・慶應義塾大学文学部卒業、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

2
人物の選び方がすごいかなあ。意外性がありました2024/02/15

志村真幸

1
 井伊直弼、吉田松陰、ペリー、徳川慶喜、平岡円四郎、島津久光、渋沢栄一、松平容保、佐久間象山、坂本龍馬、五代友厚の11人。  井伊直弼といったら、条約締結と安政の大獄、そして桜田門外の変と「決まり切った」イメージがある。しかし、実際の行動過程や思想をひもといてみると、意外に開国に慎重だったり。  吉田松陰も信念のひとのように思われがちだが、意外に流されやすい性格をしていたのだとか。佐久間象山が「噂」によって殺されることになったこと、坂本龍馬は土佐ではなく薩摩藩士として活動していたことなども。 2023/12/19

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