インターナショナル新書<br> 日本有事

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インターナショナル新書
日本有事

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681130
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0231

出版社内容情報

日中国交正常化(1972年)から50年、すでに戦時下の尖閣諸島。
国内・国外を問わず、多くの外交研究者や軍事ジャーナリストは「台湾有事も尖閣諸島有事も、数年以内に起こり得る」と見ている。
もし尖閣諸島が中国から攻撃を受けた場合、日本はどう動くのか。守ることはできるのか。長年、国際情勢を取材してきたジャーナリストが、「日本有事」の危険性を指摘する。

●台湾有事・尖閣諸島有事が現実化する可能性は?
●日中関係・米中関係の現在・過去・未来を分析
日本の安全保障上の課題を、中国や台湾、沖縄など現地で取材を重ねるジャーナリストがわかりやすく解説。

――(目次より抜粋)
第一章 すでに戦時下の尖閣諸島
すぐに動けない自衛隊/確保できない住民避難ルート/日本防衛の最前線、与那国島/進む自衛隊の南西シフト/尖閣諸島有事に至るプロセス…など

第二章 効力なき日米安全保障条約
辺野古論争の果て/日米安全保障条約の落とし穴/中国は五日で尖閣を制圧する/アメリカは台湾を守れるか/頼りは自衛隊の防衛力…など

第三章 ウクライナ戦争と国際社会
アメリカが火をつけた戦争/アメリカのインテリジェンス/したたかさが際立つ中国/ロシアから学んだ習近平/中国はウクライナ戦争唯一の勝者/強い立場の中国…など

第四章 攻める中国、守る台湾
毛沢東になった習近平/習近平という人物/崇拝される習近平/反腐敗政策/台湾海峡危機での敗戦/強国宣言と戦狼外交/四つの悪法/蔡英文という壁…など

第五章 思惑が交錯する東アジア
中国を成長させたアメリカ/手が出せなかったオバマ政権/トランプのアメリカ・ファースト/バイデン政権、三つの「C」/民主主義国家vs.専制主義国家…など

第六章 現実味を増す日本有事
保守派だけでなく野党議員にも拡がる懸念/二〇二七年から二〇三五年にかけてがヤマ場/韓国は盟友となり得るか/分岐点は二〇二四年…など

■著者略歴
清水克彦(しみず かつひこ)
ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。1962年、愛媛県生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、ニュースキャスター、国会キャップ、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任。現在は報道デスク。『安倍政権の罠―単純化される政治とメディア』『台湾有事 米中衝突というリスク』(ともに平凡社新書)など著書多数。

内容説明

国内・国外を問わず、多くの外交研究者や軍事ジャーナリストは、「台湾有事も尖閣諸島有事も、数年以内に起こり得る」と見ている。日中国交正常化(一九七二年)から五〇年、尖閣諸島はすでに戦時下といえる状況だが、もし尖閣諸島が中国から攻撃を受けた場合、日本はどう動くのか。守ることはできるのか。長年、アメリカや中国、台湾や沖縄を取材し続けてきたジャーナリストが危機の真相を分析する。

目次

第1章 すでに戦時下の尖閣諸島
第2章 効力なき日米安全保障条約
第3章 ウクライナ戦争と国際社会
第4章 攻める中国、守る台湾
第5章 思惑が交錯する東アジア
第6章 現実味を増す日本有事

著者等紹介

清水克彦[シミズカツヒコ]
政治・教育ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。愛媛県今治市生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者。アメリカ留学を経てニュースキャスター、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hatann

10
ロシア、北朝鮮、中国と核保有国と対峙する日本の有事について台湾問題に焦点をあてて素描する。尖閣を巡る日中の軍備及び漁業経済の状況、台湾有事への米国の関与及び日本の対応能力、ウクライナ危機を通じて中国が学び得たこと、台湾有事の引鉄となる独立派の動向などをポイントよくまとめる。軍備面を含めて10年前から変化している。防衛力強化は必須の状況だ。著者は台湾有事について2027年から2035年と予測するが、デービットソン司令官発言の誤訳を引用して根拠としている。シナリオ分析は必要だが、不合理な煽りは好ましくない。2023/01/02

志村真幸

2
 著者は文化放送で政治や外交を担当してきた記者。  本書は中国の台湾侵攻が起きたとき、日本にどのような危険があるのかをさまざまな側面から紹介したもの。  台湾侵攻がどこまで差し迫っているのか、習近平の性格や経歴、沖縄へ余波が及ぶ可能性、そのとき米軍がどのように動くかなどが、各方面への取材にもとづく詳細なデータによって示されていく。  とくに米軍が積極的に動いてくれないのではないかとの予測が根拠をしっかりと出した上で語られており、不安にかられる。  ロシアのウクライナ侵攻が中国の政策に与える影響についても。2022/12/15

Katsumi

0
『日本有事 (インターナショナル新書)』清水 克彦 台湾有事は日本有事なのは間違いないだろうが、いつ危うい均衡が瓦解するか。注視していく必要性を感じた。2023/08/14

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