インターナショナル新書<br> ネオ・サピエンス誕生

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インターナショナル新書
ネオ・サピエンス誕生

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680911
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0204

出版社内容情報

2021年9月刊の雑誌『kotoba』(集英社)の特集「人間拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」を新書化。SFの中にしかなかった世界が今日、現実になる。明日はさらに人間の身体能力、コミュニケーション能力が「拡張」され、人間存在と社会の意味を変えるだろう。そこに現れるのはネオ・サピエンス、そしてユートピアなのか? ロボットなどのテクノロジーや情報科学の研究者、ジャーナリスト、作家、ミュージシャン、アスリートらが、来るべき「人間拡張」の未来を考える。

【内容】
服部桂(ジャーナリスト) /人間拡張の原理を超えて メディアの歴史から読む未来
稲見昌彦(東京大学教授)/人間拡張工学は人を幸福にするか?
ピーター・スコット-モーガン(ロボット工学博士)/NEO HUMANが語る真の人間性とは?
為末大(元陸上選手)/技術革新と人間の思いが、限界を拡張させていく
平沢進(ミュージシャン)/ディストピアを脱却するためのデトックス
渡辺正峰(脳科学者)/ 機械の中で第二の人生を送る
木下美香(三井物産ウェルネス事業本部戦略企画室)/インプランタブルデバイス医療の今
粕谷昌宏(MELTIN代表取締役)/サイボーグ技術は人の可能性を拡張する
富野由悠季(アニメーション映画監督・小説家)/人類は「ニュータイプ」になれるのか
ケヴィン・ケリー(編集者・ジャーナリスト)/今だから考えたいテクノロジーとの付き合い方
大森望(翻訳家・書評家)/SF作品が夢見た人間拡張
塚越健司(情報社会学者)/ ポストヒューマンは、「万物のネットワーク化」の夢を見るか?
ドミニク・チェン(早稲田大学文化構想学部准教授)/感覚を「翻訳」するということ
吉川浩満(文筆家)/人間拡張――進化の相の下に
さやわか(エッセイスト)/『攻殻機動隊』は未来を創ることができるか

内容説明

SFの中にしかなかった世界が今日、現実になる。明日はさらに人間の身体能力、コミュニケーション能力が「拡張」され、人間存在と社会の意味を変えるだろう。そこに現れるのはネオ・サピエンス、そしてユートピアなのか?ロボットや脳、情報科学の研究者、ジャーナリスト、ミュージシャン、アスリートらが、来るべき「人間拡張」の未来を考える。二〇二一年九月刊の『kotoba』(集英社)の特集「人間拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」を新書化。

目次

イントロダクション(人間拡張の原理を超えて メディアの歴史から読む未来(服部桂(ジャーナリスト)))
1 人間拡張と生きる(人間拡張工学は人を幸福にするか(稲見昌彦(東京大学教授))
NEO HUMANが語る真の人間性とは?(ピーター・スコット‐モーガン(ロボット工学博士))
技術革新と人間の思いが、限界を拡張させていく(為末大(元陸上選手))
ディストピアを脱却するためのデトックス(平沢進(ミュージシャン))
機械の中で第二の人生を送る(渡辺正峰(脳科学者)) ほか)
2 人間拡張を考える(人類は「ニュータイプ」になれるのか(富野由悠季(アニメーション映画監督・小説家))
今だから考えたいテクノロジーとの付き合い方(ケヴィン・ケリー(編集者・ジャーナリスト))
SF作品が夢見た人間拡張(大森望(翻訳家・書評家))
ポストヒューマンは、「万物のネットワーク化」の夢を見るか?(塚越健司(情報社会学者))
感覚を「翻訳」するということ(ドミニク・チェン(早稲田大学文化構想学部准教授)) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小太郎

24
集英社の季刊誌「kotoba」の2021年の特集「人間拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」を新書化した本。執筆陣が豪華なのと各人が好きなように「人間拡張」を語っていて、少しとっ散らかった感じですが下手なSFなんかよりずっと興味深い一冊になっていました。これ読むと私が遠い未来の話だと思っていた脳のコンピューターへの移植や人間改造など既に現実のものになって来つつあると言うのでまず驚きました。中では何と言っても渡辺正峰さんの 「両眼視野闘争」の実験、実際に知覚交代が自分で体験出来てえ~え~こりゃ何だ!と驚愕!2022/09/14

志村真幸

4
 2021年9月の雑誌『kotoba』の「人間拡張はネオ・ヒューマンを生むか?」を新書化したもの。  為末大「技術革新と人間の思いが、限界を拡張させていく」、富野由悠季「人類は「ニュータイプ」になれるのか」など15篇が収録されている。  工学者、アニメーション映画監督、SF小説研究家、脳科学者、陸上選手、ミュージシャンと多様なひとたちが、それぞれの考える人間の可能性について語っている。  工学や情報学の世界では、かつてSF小説のなかにしか出てこなかったような未来がすでに実現しつつあるというのもすごい。 2022/02/08

takucyan1103

2
【IG図書館 ★★★★】▽一人の人間が複数の個を自由に行き交い、複数の世界を生きる未来。そこには確かに誰もが共感できる一つのユートピアなど存在しない。▽LGBTは愛のことであって、性のことではありません。▽現時点でコンピュータにまったくないものがある。それは、ものを見る、音を聴く、手で触れるなどの「感覚意識体験」━いわゆるクオリアである。▽人間が道具を発明したという古い考えかたは、誤解を招きやすい一面的な心理で、むしろ道具が人間を発明したのだ、というほうが正確であろう。━━ アーサー・C・クラーク2022/07/23

sasayan99

2
示唆深い良著。この後読む予定のピーターSモーガン著作ネオヒューマンの前提的な知識の為に読んだのだがずっと唸り続けていた。情報機械工学は産業革命以来の大変革の可能性を秘めているのだと改めて認識させられた。蒸気機関の登場後、24時間フル稼働の工場が登場した。そこで働く労働者は幸福追求、人間的な時間を無視され体を壊そうが働いた。謂わばテクノロジーに使役される、人間と機械の主従関係が逆転した状態。そこから福祉、人権といった倫理観の変革が生まれその様な労働は少しづつ改善されていった。そして21世紀、2022/05/12

Daiki Enomoto

2
「人間の拡張」と聞いて、どんなことを想像するだろう。SFのような世界観やメカニカルなイメージが先行するかもしれない。本書ではさまざまなバックグラウンドの専門家、実践家、研究者が、人間の拡張についての私見や眼差しを提供してくれる。2022/02/19

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