インターナショナル新書<br> 書くための文章読本

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  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680461
  • NDC分類 816
  • Cコード C0281

内容説明

文末は文章を印象づける重要な場所。ところが日本語の語順では最後に動詞がくるので変化をつけづらい。さらに「す」「た」などが連続し、単調になるという弱点もある。この問題をどう解決するか。ベストセラー『日本語のレトリック』の著者が、名文を引いて丁寧に構造を分析。文末を豊かにすることで、文章全体が劇的に改善する実践的技巧を示した。これまでになかった画期的な「日本語論」が展開される、全く新しく、本当に役に立つ文章読本!

目次

第1章 終わり良ければすべて良し(「す」と「る」を書き分ける;「た」の処理法―過去をどう表すか;「主体性」から見た文章技法)
第2章 踊る文末(キャラ立てをする;文法のレトリック;表現のレトリック;引用のレトリック;結語)

著者等紹介

瀬戸賢一[セトケンイチ]
言語学者。1951年、京都府生まれ。大阪市立大学文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。佛教大学教授、大阪市立大学名誉教授。専門はレトリック、英語学。豊かな言語表現の技法を研究している。著書多数。編著に編集主幹を務めた『英語多義ネットワーク辞典』(小学館)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ココロココ

20
読んだだけでは、とても習得できぬ。練習あるのみ。やはり、太宰治は文章が洗練されていて、天才だ。生まれつきセンスがあるのだな。生まれつきセンスがない者(自分)は、練習するしかない。また時間をおいて、読み直したい。2020/05/04

ヴァン

16
 変化に乏しい日本語の文章の文末表現にこだわって、いかに豊かな記述にまとめていくか、実例を示しながら、さわやかに教示していく、読みやすい一冊。2019/12/17

寝落ち6段

15
文末はほとんどの場合、「す」「る」「た」で終わる。文章が長い程、文末が単調になってしまう。その脱却の為に、様々な文例を紹介している。何気なく読んでいる文章であるのに、気付かないところにレトリックが散りばめられて、目から鱗の一冊だ。私は、日本語ほど自由に文章を書ける言語はないと思っている。SOV型の文型であるが、じゃあ実際にそればかりなのかと言えば、そうじゃあない。もっと文章を理解し、学ぶことで表現はどんどん豊かになる。改めて日本語の文章の豊かさと可能性を再発見できた。2020/12/20

TomohikoYoshida

15
SNSもブログもせず、文章を書くつもりもサラサラないのに、気になって手に取った本は「書くための文章読本」日本語の文末処理のテクニックやレトリックについて、豊富な実例を解説しながらまとめた本。この本をじっくり読みながら文章を書いたらうまくなるだろうなぁ。面白いなぁ。この本で引用したものは巻末にまとめられているので、読みたい本を探すときにも使えそう。と思いながらも、もう次に読む本に気持ちが移っているけど、きっとまたこの本に戻ってこよう。2020/09/03

またの名

14
最後のパンチを効かせて文章の力点が置かれるのは文頭ではなく圧倒的に文末というテーゼを掲げて繰り出す、こんな議論を待っていた新鮮な日本語論。動詞の終わりが「る」で過去形は「た」、あとはせいぜい定番だ・である体ですます体の反復にすぐ飽きが来る、だが熟練した悟りの境地(@筒井康隆)に達してる書き手は華麗なテクで回避し例外をいくつも作り出すこの言語の法則を分析。確かに読メを始める前から文末支配をどう考えるか課題だった。未踏の領域に迫る詳細な考察でも決定的な原理をまだ見出せないのは仕方なく、さらなる研究発展を望む。2021/07/02

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