インターナショナル新書<br> 怪獣生物学入門

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怪獣生物学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680430
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0245

内容説明

ゴジラ、ガメラ、マタンゴ、ドゴラ、『寄生獣』のパラサイトなどなど、怪獣たちは日本のSFを牽引し、最近では海外での評価も高まっている。その一方で、怪獣たちは荒唐無稽な作り物のように思われてはいないか。怪獣とはどのような生物なのか?その形態や劇中の設定、登場人物たちの台詞などを手がかりに、生物学的な視点で徹底的に考察していく。そこから見えてきたのは、科学とSFを繋ぐ新たな発見だった。

目次

第1章 恐竜と怪獣の狭間(取り残されたゴジラ―進化形態学者のぼやき怪獣映画論;恐竜とモンスターの分岐)
第2章 日本怪獣学各論(怪獣に通常兵器はなぜ効かない;ビオランテにみる「女性」 ほか)
第3章 進化形態学的怪獣学概論―脊椎動物型怪獣の可能性(ゴジラの歯についての考察;怪獣映画におけるスケール問題 ほか)
第4章 進化形態学的怪獣論―不定形モンスター類の生物学的考察(マタンゴが食べたい;それでもマタンゴが食べたい ほか)
第5章 ウルトラ怪獣形態学―比較形態学と進化的考察(エリマキ怪獣の系譜;ケンタウルス型怪獣の系譜 ほか)

著者等紹介

倉谷滋[クラタニシゲル]
形態進化生物学者。国立研究開発法人理化学研究所開拓研究本部主任研究員。1958年、大阪府生まれ。京都大学大学院理学研究科修了、理学博士。琉球大学医学部助手、ベイラー医科大学助教授などを経て、1994年、熊本大学医学部助教授。2002年より理化学研究所チームリーダー、2005年、同グループディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

88
怪獣の形態的な特徴を生物学の分野から考察し、それを元に独自の仮説や想像まで論じた著作。ゴジラやガメラ、ウルトラ怪獣は定番としても、ビオランテ、マタンゴ、ドゴラ、寄生獣という怪獣選びに著者のマニアぶりを感じます。キングギドラ、カイザーギドラ、ハリウッド版キングギドラの解剖学的な違い、怪獣映画のスケール問題、そして何よりドゴラ出演の若林映子さんに対する褒めっぷり!など、とっても楽しく大変勉強になりました。2020/02/18

keroppi

73
次から次へと語られる怪獣や異生物の数々。その飛躍たるは凄い。マタンゴやドゴラに多数ページをさくマニアックぶり。生物学的考察も面白いが、語られる映画、ドラマ、小説、漫画を追っているだけでも楽しい。2020/02/17

そふぃあ

27
シントラマンを鑑賞し、シンゴジラを再び観た上で読んだ。シンゴジラ細胞膜内の極限環境微生物(放射性物質を餌とする)に「オルガナイザーG1」という元ネタがあることが新たな発見だった。シントラマンについては特に関連するトピックは無かったが、「発生拘束」:生物の基本的ボディプランは祖先から逸脱しない、という法則は興味深かった (ex.脊椎動物の祖先が二対の対鰭しか持たなかったために今でも4本以上の手足を持てない)。2022/05/26

yyrn

24
以前に流行った『空想科学読本』の類は科学の知識を使って怪獣や超人たちの荒唐無稽ぶりを楽しく揶揄する本だったが、こちらは進化生物学者がゴジラやキングギドラ、ガメラ、マタンゴ?などの怪獣を使って生物進化学についてわかりやすく、時には独創的に論じている本で、幼少時代に怪獣たちに感じた思いや、なぜ人はその空想世界を支持するのかなどの考察も交えながら書かれていて(たまに理屈っぽいが)親しみやすく、また生物進化学の部分ではフムフムそうなのかと教えられることが多かった。『MM9』好きにはウケると思う。2020/02/15

Atsushi Kobayashi

24
考察は面白いです。 知らなかったのが、細胞は全部腹側になる、でした。解剖学的形状って、どうやって決まるのか?ちょっと面白かったです。 若干、辟易するのが、個人の経験のパートです。あと、できれば、怪獣の写真があると理解しやすいです。2020/01/22

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