知のトレッキング叢書<br> 地図マニア空想の旅

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知のトレッキング叢書
地図マニア空想の旅

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673180
  • NDC分類 454.9
  • Cコード C0025

出版社内容情報

一枚の地図と想像力があれば、遠い外国の地や、過去の日本へ行ける。長年地図から土地の風景を読みとり続けてきた地図研究家が辿り着いた「空想の旅」は、今まで不可能だった旅を現実のものにした!




今尾 恵介[イマオケイスケ]

内容説明

机の上の地図の情報から、過去や未来の日本さらには海の向こうの異国の風景を思い起こし、想像だけで旅をする。明治の赤坂、芥川『トロッコ』の舞台となった大正の熱海、昭和の船橋、フランス、ドイツ、ノルウェー。これまで行くことのできなかった場所への旅。地図研究家・今尾恵介の集大成がここにある。

目次

国内編(中央本線425列車の旅;大正時代測量の現役地形図でゆく二〇三八年択捉島紀行;昭和三二年高度経済成長前夜の京葉を行く;西南西へ進路をとれ西国街道に見た阪急の戦略・行基の足跡;大正時代の軽便鉄道で旅する芥川龍之介『トロッコ』の舞台;アブト式鉄道と草軽電車を乗り継いで北軽へ;明治の赤坂 ひと目でわかる旧道;つるりん電車体験記 草創期の京浜工業地帯)
海外編(フランスラングドックの潟めぐり;イギリスのローマ古道をまっすぐ歩く;ニュージーランドコハンガピリピリ湖畔までピリピリ歩く;オランダの「最高峰」を目指して;バングラデシュの古き港町を訪ねて;ノルウェー 北欧フィヨルド紀行;カナダ 滝へ行かないナイアガラ紀行;スイス チューリヒのレントゲン通りは廃線跡だった;イタリア 東リヴィエラは天まで続く葡萄畑だった;オーストリア 狭軌鉄道巡礼の旅;ドイツモーゼル川 鉄道とバスでワインの産地へ)

著者等紹介

今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年、神奈川県生まれ。地図研究家。日本地図センター客員研究員、地図情報センター評議員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査。地図、地名、鉄道に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

58
地図マニアによる趣味本を、巷で見掛ける機会が増えてきました。本書は「空想の旅」へ誘ってくれる、国内タイムトラベルツアーと海外パックを提案しています。例えば昭和七年の地図を取り出し中央本線をゆく。当時は新宿発で甲府直通の普通列車は、立川まで直通で行けたらしい。西新宿がビルで群れる前の淀橋浄水場を横目に、農家と桑畑が連続する沿線を当時の地理や情勢を交え空想列車は走る。またある時は「2038年択捉島の旅」、ピリピリ湖なる名称に惹かれニュージーランドまで飛ぶことも。空想上の景色が私にも見えました。2016/11/06

たかしくん。

37
本著は地図マニアで知られる著者の真骨頂かと思います。特に国内編は秀逸。戦前の中央線で与瀬まで小旅行、戦後間もない船橋ヘルスセンター、在りし日の草軽電鉄、等々。地図を頼りに、そこまでタイムスリップをする経験。まさに自分もしてみたかったんだなと改めて自覚した次第でした。2016/08/22

KEI

33
新聞の書評に惹かれて図書館本。私も地図を眺めるのが好きで、しばしば架空の旅を楽しみます。しかし、本書は地形図での時間も国も越えた旅。地形図でこんな楽しみ方が出来るものなのですね。かつて地形図の記号を覚えた事を思い出します。古い地形図があれば、その当時の町並みを辿れます。海の向こうもひとっ飛び!ニュージーランドの岬を目指して、「湖畔がピリピリ♪」には笑えました。地形図に書かれている文字や記号が小さくて、かなり目が疲れてしまいました。地図や旅が好きな方にはお薦めです。2016/12/11

雲をみるひと

24
前半の国内編は古地図を、後半の海外編は現代地図を辿りながら、地図記号の見方や地図から見えてくるものを解説した本。空想旅行記のような内容でストーリーのある前半と地図の解説が多い後半で趣が異なるがどちらも楽しめる。2021/06/29

cape

21
地図を片手に空想旅行。実に楽しそうだ。地図愛あふれる空想の旅は、こちらも楽しくなる。行っていない人と一緒に行っていない旅。昭和の軽井沢、ノルウェーのフィヨルドなど、世界各地、時代を超え、僻地をまたぐ。鉄道ファン、地図マニアでなくても楽しい。著者のユーモアと文才が引き立てる。風を感じ、風景を眺める。すべて想像。実に楽しそうだ。直前に読んだ『三丁目の夕日』が話題に出て、おお!と思ったけど、こういうことよくあるなぁ。それもまた楽しい。とにかく、おもしろいというより楽しい空想旅行でした。2018/01/05

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