出版社内容情報
一枚の地図と想像力があれば、遠い外国の地や、過去の日本へ行ける。長年地図から土地の風景を読みとり続けてきた地図研究家が辿り着いた「空想の旅」は、今まで不可能だった旅を現実のものにした!
今尾 恵介[イマオケイスケ]
内容説明
机の上の地図の情報から、過去や未来の日本さらには海の向こうの異国の風景を思い起こし、想像だけで旅をする。明治の赤坂、芥川『トロッコ』の舞台となった大正の熱海、昭和の船橋、フランス、ドイツ、ノルウェー。これまで行くことのできなかった場所への旅。地図研究家・今尾恵介の集大成がここにある。
目次
国内編(中央本線425列車の旅;大正時代測量の現役地形図でゆく二〇三八年択捉島紀行;昭和三二年高度経済成長前夜の京葉を行く;西南西へ進路をとれ西国街道に見た阪急の戦略・行基の足跡;大正時代の軽便鉄道で旅する芥川龍之介『トロッコ』の舞台;アブト式鉄道と草軽電車を乗り継いで北軽へ;明治の赤坂 ひと目でわかる旧道;つるりん電車体験記 草創期の京浜工業地帯)
海外編(フランスラングドックの潟めぐり;イギリスのローマ古道をまっすぐ歩く;ニュージーランドコハンガピリピリ湖畔までピリピリ歩く;オランダの「最高峰」を目指して;バングラデシュの古き港町を訪ねて;ノルウェー 北欧フィヨルド紀行;カナダ 滝へ行かないナイアガラ紀行;スイス チューリヒのレントゲン通りは廃線跡だった;イタリア 東リヴィエラは天まで続く葡萄畑だった;オーストリア 狭軌鉄道巡礼の旅;ドイツモーゼル川 鉄道とバスでワインの産地へ)
著者等紹介
今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年、神奈川県生まれ。地図研究家。日本地図センター客員研究員、地図情報センター評議員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査。地図、地名、鉄道に関する著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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