内容説明
小学生にして殺し屋―。弟の理不尽な事故死を目の当たりにしたユウタ。彼は復讐を誓い、探偵・村上に犯人探しを依頼する。その見返りとして村上が求めたのは、なんと殺しの斡旋を受けることだった。ユウタと親友のアツシは、次々と殺しを遂行していく。そんな二人の様子に尋常ならざるものを感じた担任教師のサチコは、相次いで起こる殺人事件との関係を疑い始め…。小学生が殺し屋へと変貌し、殺人を繰り返していくという奇抜な設定を、リアルな心情描写で描き切ったサスペンス小説。
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- 和書
- 幕藩制下陸上交通の研究