内容説明
舞台は湘南から横浜駅西口へ。涼実と門倉真次。幸せなはずの新生活への準備。買い物に呼び出されて出かけた涼実だが、会話の端々に浮かぶのは理々子のこと。揺れる想いの先を真次は…。「重ねた年月の授けた知恵。不安な想いは曖昧の内に混ぜ入れて、見えないふりをし続けること」ある日の昼下がり、揺れる涼実の愛の物語。
著者等紹介
ささきやすえ[ササキヤスエ]
横浜在住。東海大学文学部史学科卒業。コスモス文学同人、関西文学会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。