内容説明
人間は、社会的存在故に社会に束縛される。この人間にとって逃れられない宿命が、戦争をはじめとする様々な悲劇をもたらす。人間は幸福になれるのだろうか…。様々な社会問題を発生せしめる共通の土壌となる社会体制の問題にメスを入れ、今後の課題について模索していくことを呼びかける書である。
目次
第1章 「世紀」にこだわる必要があるのか
第2章 社会体制論の研究課題
第3章 文学作品からの考察
第4章 正当行為の問題点
第5章 覇権主義としての理想主義
第6章 なぜ理想社会は実現しなかったのか
著者等紹介
川本信太郎[カワモトシンタロウ]
1967年7月15日、広島県尾道市で生まれる。千葉県佐倉市、兵庫県宝塚市で育つ。1990年3月関西学院大学経済学部卒業。1992年3月関西学院大学大学院経済学研究科修士課程終了。社会思想史を専攻。予備校講師兼フリーライターとして現在に至る
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