内容説明
短歌で日本語の感性を磨き、内閣法制局の参事官時代に「わかりやすい表現」に敏感になる。さらに趣味は、市町村の人口や合併を調べること―。こうした経歴を経た後、日本語コンテストで「大達士」の称号を得た著者が、知れば知るほど奥深い日本語について書き綴った随筆集。日常あたりまえに使われている“ことば”について、語源、使い方、変化の過程など、その履歴を多くの例を挙げながら解りやすく記していく。日本語の独自性や面白さ、そして面白いからこその難しさを再認識させ、遊びごころを交えつつ知的好奇心をくすぐる一冊。
目次
第1 ことばと文字
第2 ことばは未熟
第3 ことばは化ける
第4 ことばは変わる
第5 ことばを使う―悪文事例集
第6 ことばは生まれる
第7 ことばを作る―さまざまな名付け
第8 ことばで遊ぶ
著者等紹介
西中眞二郎[ニシナカシンジロウ]
昭和12年生まれ。山口県大島郡出身。広島県呉三津田高校、東京大学法学部卒業。昭和35年通商産業省入省。福岡通商産業局長、工業技術院総務部長等を経て昭和62年退官の後、団体・企業役員を経て平成15年南関東自転車競技会会長を退任。この間、(株)写研主催「日本語と遊ぼう会」(第2回、平成5年)第1位入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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