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内容説明
グリム童話「星の銀貨」からイメージしたひびのこづえのビジュアルと、仕事のエスキースや作品を織り交ぜた時間が交錯する絵本。
著者等紹介
ひびのこづえ[ヒビノコズエ]
1958年、静岡県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン学科視覚伝達デザイン卒業(1982年)。コスチューム・アーティストとして、広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビ、出版、商品開発など、幅広い分野で活躍している。1997年に作家名を内藤こづえより改めた。現在、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」「からだであそぼ」のセット衣装を担当している他、2005年5月には歌舞伎「研ぎ辰の討たれ」中村勘三郎襲名公演での衣装と祝い幕を、また3月には愛・地球博開会式の子ども衣装や「クリエイティブ・ジャパン」パフォーマンス衣装を手掛けた
矢崎源九郎[ヤザキゲンクロウ]
1921年、山梨県生まれ。東京帝国大学文学部言語学科卒業。北欧文学者・言語学者。東京教育大学教授等を歴任するかたわら、北欧文学の紹介につとめる。第8回および第12回サンケイ児童出版文化大賞受賞。1967年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
241
ひびのこづえのアート・ブック。グリムの『星の銀貨』が一応の案内役を務める。本書は「にほんごであそぼ」他の様々な媒体に収められていたコスチューム・アートを集成したもの。表紙は存外に地味だが、中は華やか。しかし、そうはいっても色彩感は抑制されたもの。実際にモデルが着用するコスチュームもあり、人形の服として作られているものもあるが、それ以外はデザインのみ。実用はあまり考えていないのだろうか。十分に実用に耐えられると思うのだが、それは私がコスチューム・アートというものを理解していないからかも知れない。2025/06/02
猫柳
5
少女の前に続けて現れた人達は神の信仰心を試すための試練だったのだろうか。そして利他心によって夜空の星々が少女に銀貨と服を授けた。まさに「与えよ。さすれば与えられん」の原則だ。持つことに執着しない考えは現代の私たちにこそ必要なのだろう。2023/10/31
M・U
4
グリム童話と言ったらなんとなく聞き覚えがある。多分超有名な童話。星の銀貨。うん、なんのひねりもない素直な童話。位置づけ的には日本の昔話の金太郎とか桃太郎という感じだろうか?二分で読了出来てしまうほどの短さ。2017/05/30
くろねこ
1
アートとおとぎ話のコラボレーション。アートって難しい…2012/02/12
ティーティーウー
0
綺麗なお話♪利他主義2015/09/20