内容説明
ただより添うだけでいい、いや、より添うことだけしか、あさこにはできない。生徒たちの心の声に気づくには、ほかに手段はない。家庭、教室。日常生活の中で孤独を余儀なくされた生徒たちの最後の拠り所として、保健室の扉はいつでも開けておく。それがあさこの哲学。
目次
1 養護教諭・あさこ―教育人材派遣バンク(養護教諭への道;あさこの幼少時代;厳しい現実)
2 私の夢は家族そろってごはんを食べること―ようこ
3 部長なんかになりたくない―あやか
4 死にたい―りな(りなとの出会い;中三教師集団;りなの気持ち;養教のだいご味 ほか)
著者等紹介
雨宮あさこ[アマミヤアサコ]
1948年、広島県福山市生まれ。大阪赤十字高等看護学院・大阪府市立保健専門学校卒業。職歴:看護師、保健師、養護教諭、シェルタースタッフ勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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