内容説明
本書の副題である「二一世紀の日本創造ひいては世界創造」というのは、「二一世紀のわれわれには日本創造という大事業が待っている。それは世界の創造にもつながる」という意味である。これまで改革、改造、変革、革命などいろいろな言葉が使われてきた。しかし二一世紀の状況は、これまでとはまったく異なり、「創造」という概念でなくては何一つ解決しないところに来ているのである。本書では、社会や歴史のさまざまな面について、この「創造」という視点から詳しく論じていくつもりである。二一世紀に向けての老いの提言、もしくは遺言と受け止めてもらいたい。
目次
第1章 国難来るの論―序に代えて
第2章 日本「植民地」状態二〇〇〇年論
第3章 日本世界一強国論
第4章 象徴天皇制廃止論
第5章 教育勅諭待望論
第6章 国連解体・自衛隊解散論
第7章 靖国神社廃止論
第8章 東京裁判無法論
第9章 日本創造スクランブル論
第10章 日本の世界支配論―結びに代えて
付録 創造史観と『和気清麻呂』
著者等紹介
仙田実[センダミノル]
1925(大正14)年生まれ。地方史研究家。岡山県和気郡の公立中学校の社会科教師を経て、同郡北部教育委員会主事、就実女子大学講師を歴任。現在、備前市文化財保護審議委員
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