内容説明
古風だがしっかり者の圭子と、育ちはいいけれど何だか頼り無いケン。高校生同士の二人の交際は、学校帰りに待ち合わせてドキドキするくらいの幼いものだった。しかし、二人の共通の友人利恵が援助交際をしている事を知って、高校生と言う存在の危うさに強い衝撃を受ける。平凡な少年と少女が大人社会に触れ、傷つきながらも成長していく姿を描いた青春小説。
著者等紹介
赤堀精一[アカホリセイイチ]
昭和14年中国三東省出生。佐賀県出身
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