SB新書<br> ついに始まった日本経済「崩壊」

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SB新書
ついに始まった日本経済「崩壊」

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797395976
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

株高は、日本経済崩壊へのシグナルだった!

株高や失業率の低下などにより、「アベノミクスは成功している」という空気が世間に広まる一方、日本の財政赤字がかつてないほどに膨れ上がっていることから、安倍政権に対して漠然とした“違和感"を抱いている日本人も多い。経済学者の浜矩子氏によると、じつは、いま日本経済は“異常"事態であり、完全崩壊の危機に直面しているという。本書では、「適温経済」を切り口にしながら、多くの日本人が抱いているアベノミクスへの“違和感"の正体を明らかにする。

第1章 もはや、「異常」が常態化した日本経済
第2章 すべては日本で始まった
第3章 なぜ、日銀は道を誤ったのか?
第4章 日本経済が「完全崩壊」する前に


浜 矩子[ハマノリコ]
著・文・その他

内容説明

株高や失業率の低下などにより、「アベノミクスは成功している」という空気が世間に広まる一方、日本の財政赤字がかつてないほどに膨れ上がっていることから、安倍政権に対して漠然とした“違和感”を抱いている日本人も多い。経済学者の浜矩子氏によると、じつは、いま日本経済は“異常”事態であり、完全崩壊の危機に直面しているという。本書では、「適温経済」を切り口にしながら、多くの日本人が抱いているアベノミクスへの“違和感”の正体を明らかにする。

目次

第1章 もはや、「異常」が常態化した日本経済(「適温経済神話」が揺らいだとき;じつは“異常”低温金融だった ほか)
第2章 すべては日本で始まった(我々はいかにしてここまできたのか?;すべては日本で始まった ほか)
第3章 なぜ、日銀は道を誤ったのか?(反面教師から何をどう学ぶか;屋上屋を架す「異次元緩和」 ほか)
第4章 日本経済が「完全崩壊」する前に(二つの市場と一つの仕組みが支える経済のバイタルズ;二つの市場の死の海化 ほか)

著者等紹介

浜矩子[ハマノリコ]
同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年8月生まれ。1975年、一橋大学経済学部卒業。同年、三菱総合研究所入社。1990年から98年まで、同社初代英国駐在員事務所長としてロンドン勤務。帰国後、経済動向に関するコメンテイターとして内外メディアに執筆や出演。専攻はマクロ経済分析、国際経済。2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アベシ

21
私自身はリフレに賛成、なんとしてもデフレを脱却して欲しい、間もなく年金生活者でもあるし、金利がこんなに低いのは困ると思っております。この本には実はアベノミクスという政策が21世紀版大日本帝国再建のためのファイナンス政策ではないのかということが言われております。浜先生の分析は鋭く説得力がありました。でも、これまでの日銀だって独立という言葉に自縛状態になり有効な手がうてなかったのでは。日銀のバイタルチェック機能を破壊し、野望を達成しようとするシナリオは秀逸。2020/01/12

としP

10
金融緩和してるのに、所得が上がらない。2019/12/23

kobaton

2
温湯!成長しない、インフレは起こらない、デフレにもならない、金利は低いまま、みたいな現在の状況を適温経済と称しているが、それって本当に適温?という問いから始まる本書。現状維持を好む大衆からすれば、まぁいいんじゃない、と思うのだが、その状況を作り出している方法論が危ういのだと。日銀による量的緩和とマイナス金利。策の危うさはその動機の不純さゆえと熱弁を振るう。権力に阿る日銀総裁の近視眼を扱き下ろし、真っ当な経済政策は中央銀行の独立性確保からという主張に至るのだが、用語が難しく、言葉もきつい。読むのが辛かった。2019/06/05

mystery#01

1
真剣に受け取る必要性がある内容。借金不感症、投機流行り、貯蓄離れ、金融機関危機。続き起こる現金志向、貯蓄回帰、暗号志向。書かれた時期が前の為形は違うがMMT、何とかペイと言う名のキャッシュレスなど思い当たる所は多々。現金志向では無いのでは、という向きもあるかもしれないが、いずれそちらに向かう否向かわざるを得ない気がしている。最近の金融機関の流れを見ているとそれに備えておく必要性を感じる。日本が自身の経済や未来を考えていない所に起因しているのだが。将来に向け自身で何をすべきか再考するのに良い作品だと思う。2019/10/20

shu_reading

1
★★☆過去からの各種施策に対する考察が書かれている内容。2019/08/30

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