出版社内容情報
「日本は、世界でもダントツで寝たきりが多い国」
実はこれ、決して脅しではなく、事実です。
日本は確かに平均寿命はトップクラスです。
しかし、これが盲点となります。
実際に日本では寝たきり高齢者は200万人以上とも言われる一方で、
西欧諸国はそれと比べるとかなり少なくなっています。
これほど多くの日本人が寝たきりになってしまうのは、
骨や筋肉が弱って、「立つ」「歩く」などの機能が低下してしまうからです。
このような状態を「ロコモ(ロコモシンドローム)」と呼びますが、
日本人はこのロコモが非常に多いのです。
40代以上で日本人の約半数がロコモと言われ、20代でもロコモに該当する人もいるほどです。
つまり、日本人の中年以上の半分近くは、「寝たきり予備軍」なのです…。
ロコモを予防・改善するには、適度な運動、栄養バランスのとれた食事、規則正しい生活が欠かせません。
でも、面倒ですし、忙しくてなかなか実行できませんよね?
そこで、簡単で、時間もお金もかからず、
どこでもできるトレーニングをご紹介します。
それが、本書のタイトルでもある「相撲トレーニング」、略して「相撲トレ」。
音楽に合わせて2分弱行うだけで、
筋肉や骨が鍛えられ、寝たきりを遠ざけます。
健康法は、1回で効くものは存在しません。
継続は力なりです。
でも、「相撲トレ」なら曲に合わせて、コミカルな動きで、毎日楽しく続けられます。
さらに、体を丈夫にする美味しいメニューもご紹介。
うち1品は「相撲トレ」のご褒美として食べたい「スペシャルちゃんこ」!
いつまでもピンピン動きたいのであれば、
さっそく今日から「相撲トレ」を始めてみませんか?
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以下は、予定の目次
↓ ↓ ↓
【第1章】日本人の半分は、寝たきり予備軍「ロコモ」だった…!!?
【第2章】5分で終わる ロコモ度チェックテスト
【第3章】ロコモを遠ざけるカギは、下半身の筋肉にあり
【第4章】「相撲トレ」で、一生ピンピン動ける!
【第5章】相撲トレができないあなたは、これで大丈夫!「プレ相撲トレ」
【第6章】さらにロコモを遠ざける「相撲トレ+(プラス)」
【第7章】ロコメニュー(ロコモ対策の食事)で、さらにさらに予防改善!
内容説明
日本人の3人に1人は寝たきり予備軍…。これを防ぐには体を鍛えることが大事ですが、とはいっても、面倒だったりつまらなかったりすれば、続きませんよね。そこで開発したのが「相撲トレ」。ワルツの曲に合わせて力士の動きをマネするというユニークなこの体操なら、1日たったの2分でOK。しかも楽しく続けられます!
目次
第1章 “寝たきり予備軍”かどうかをズバリ診断!「ロコモ度テスト」(あなたも“寝たきり予備軍”かも…「ロコモ度テスト」をしてみよう;寝たきり予備軍「ロコモ」は、実はこんなに危険…そもそも「ロコモ」って何?)
第2章 一生自分の足で歩けるようになる!「相撲トレ」(日本伝統の「相撲」には、健康のエキスがたっぷり詰まっていた!「相撲トレ」はココがすごい;「相撲トレ」を始める前に、必ず行ってください 片脚立ち、15秒できますか? ほか)
第3章 「相撲トレ」が少しキツくても心配無用「“ちょこっと”運動」(「相撲トレ」がしんどい…そんなときには軽い運動を!習慣を途切れさせない“ちょこっと”運動;バランス力をつける あんしん片脚立ち ほか)
第4章 さらに元気になりたいあなたへ「相撲トレ+(プラス)」(自分の体力・気力に合わせて、気軽に加えてみよう!「相撲トレ+」でさらに元気に;ふくらはぎの筋力が強化される ヒールレイズ ほか)
第5章 美味しく食べて、一生歩ける体を作る!「ロコモレシピ」(食事こそが健康な体作りの決め手!太りすぎもやせすぎも「ロコモ」の原因に…;食事で骨と筋肉を育てる!「ロコモ」を防ぐ食生活のポイント ほか)
著者等紹介
大江隆史[オオエタカシ]
NTT東日本関東病院手術部長。ロコモチャレンジ!推進協議会委員長。京都府出身。東京大学医学部医学科卒。東京大学整形外科医局に入局し関連病院で研修後、東京大学医学部附属病院文部教官助手、東京大学医学部附属病院整形外科医局長、医療法人社団蛍水会名戸ヶ谷病院整形外科部長を経て現職。東京大学医学部整形外科非常勤講師も務める。後進の指導と臨床に携わりながら、患者にロコモについての啓蒙を続けている。2010年ロコモチャレンジ!推進協議会の設立とともに副委員長、2014年より委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。