出版社内容情報
身の回りに潜む危険を知り、適切に回避するための1冊！
現代の私たちは個人的にも社会的にも、また人類的にも多くの危険物に晒されています。このまま安閑と暮らしていると、何時とんでもない危険が身に迫ってくるかわかりません。もしかしたら、気付かないだけで、危険は既にすぐ目の前にあるのかもしれません。
本書は、危険やその恐れを煽るものでは決してありません。本書は科学的な見地から、私たちの身の周りにある「危険物」を洗い出し、その「危険性の程度」、その「危険から退避」する、あるいはその「危険物を除去」するためにはどのようにしたら良いのかを検討しようという意図で書かれたものです。
本書をご覧になったら、ご自分が如何に危険物に囲まれているのかに驚かれ、同時に、如何に合理的な方法によってその危険から退避することができるかを知られてまた驚かれることでしょう。
■第1章 目に見えない危険物
1.1 電磁波
1.2 可視光線・紫外線・X線・赤外線の危険性
1.3 電波・マイクロ波の危険性
1.4 音波・超音波・低周波振動の危険性
1.5 放射線と宇宙線の危険性
■第2章 心から迫る危険物
2.1 脳と神経細胞
2.2 麻薬
2.3 大麻
2.4 覚せい剤
2.5 シンナー
2.6 危険ドラッグ
■第3章 口から迫る危険物
3.1 食品添加物
3.2 有毒食器
3.3 嗜好品
3.4 医薬品
3.5 サプリメント
3.6 細菌・ウイルス（食中毒）
■第4章 呼吸器・皮膚から迫る危険物
4.1 シックハウス症候群
4.2 産業廃棄物
4.3 各種スプレー
4.4 化粧品
4.5 脱毛剤・染毛剤
4.6 熱、化学薬品
■第5章 自然界の危険物
5.1 有毒植物・有毒キノコ
5.2 有毒魚介類
5.3 有害動物
5.4 有毒昆虫
5.5 有毒無機物
■第6章 人間の作りだした危険物
6.1 爆発物
6.2 破裂物
6.3 二酸化炭素、SOx、NOx
6.4 有機塩素化合物
6.5 農薬
6.6 加工食品
■第7章 身の回りの危険物
7.1 消火器
7.2 電池
7.3 乾燥剤
7.4 酸・塩基（アルカリ）
7.5 危険な反応
内容説明
現代の私たちは個人的にも社会的にも多くの危険物に晒されています。気付かないだけで、危険は既にすぐ目の前にあるのです。本書は、危険やその恐れを煽るものでは決してありません。科学的な見地から、私たちの身の回りにある「危険物」を洗い出し、その危険から退避、あるいは除去するためにはどのようにしたら良いのかを提示する１冊です。
目次
第１章 目に見えない危険物
第２章 心から迫る危険物
第３章 口から迫る危険物
第４章 呼吸器・皮膚から迫る危険物
第５章 自然界の危険物
第６章 人間の作りだした危険物
第７章 身の回りの危険物
著者等紹介
齋藤勝裕［サイトウカツヒロ］
１９４５年５月３日生まれ。１９７４年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。現在は愛知学院大学客員教授、中京大学非常勤講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
