SB新書<br> 飲んではいけない認知症の薬

電子版価格
¥880
  • 電書あり

SB新書
飲んではいけない認知症の薬

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797386608
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0211

出版社内容情報

●認知症1300万人時代の裏で薬で認知症にさせられる現実!いまや65歳以上の5人に1人が発症すると言われる認知症。
一方で「高齢者は入院するとボケる」と言われるが、
その多くは実は認知症ではなく、
処方された薬が原因で一時的な「せん妄」に陥っているだけのことが多い。
それでも「認知症になった」と医者は判断し、
本来不要な薬が処方され、
本物の認知症にさせられる構図がある。
こういう悲劇を防ぐためには、
診察や処方を疑うリテラシーが求められる。
大事な家族が取り返しのつかない事態に陥る前に読んでおきたい1冊。

<目次>
第1章 認知機能を支える神経の大事な働き
第2章 認知機能を支える神経を守る食習慣
第3章 神経のバランスを壊すあぶない薬
第4章 タイプ別に見た認知症の原因
第5章 認知症の薬で認知症は改善できない
第6章 認知症の周辺症状に使われる薬
第7章 薬が認知症を発症・悪化させる悲劇
第8章 大事な家族を"認知症"にさせないために


第1章 認知機能を支える神経の大事な働き
第2章 認知機能を支える神経を守る食習慣
第3章 神経のバランスを壊すあぶない薬
第4章 タイプ別に見た認知症の原因
第5章 認知症の薬で認知症は改善できない
第6章 認知症の周辺症状に使われる薬
第7章 薬が認知症を発症・悪化させる悲劇
第8章 大事な家族を"認知症"にさせないために

浜 六郎[ハマ ロクロウ]
著・文・その他

内容説明

いまや65歳以上の5人に1人が発症すると言われる認知症。一方で「高齢者は入院するとボケる」と言われるが、その多くは実は認知症ではなく、処方された薬が原因で一時的な「せん妄」に陥っているだけのことが多い。それでも「認知症になった」と医者は判断し、本来不要な薬が処方され、本物の認知症にさせられる構図がある。こういう悲劇を防ぐためには、診察や処方を疑うリテラシーが求められる。大事な家族が取り返しのつかない事態に陥る前に読んでおきたい1冊。

目次

はじめに―不要な薬で「認知症」にさせられる
第1章 認知機能を支える神経の大事な働き
第2章 認知機能を支える神経を守る食習慣
第3章 神経のバランスを崩すあぶない薬
第4章 タイプ別にみた認知症の原因
第5章 認知症の薬で認知症は改善できない
第6章 認知症の周辺症状に使われる薬
第7章 薬が認知症を発症・悪化させる悲劇
第8章 大事な家族を“認知症”にさせないために

著者等紹介

浜六郎[ハマロクロウ]
1969年大阪大学医学部卒業。内科医師。NPO法人医薬ビジランスセンター理事長。阪南中央病院内科に20年間勤務。1986年TIP誌(「正しい治療と薬の情報」)を創刊、副編集長を務め、長年にわたり医薬品の安全で適正な使用のための研究と情報活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かめかめ

4
 認知症の薬には期待したいが、残念ながら副作用が多すぎる。認知症だけでなく数多くの薬を飲んでいる(ポリファーマシー)高齢者も多い。加齢に伴う疾患が、そう簡単によくなるものでもないのだろう。加齢は種々の疾患の最大のリスクファクターだからだ。この本を読んでいるときに、偶然ではあるが、エーザイが新しい認知症の薬の開発を諦めたとの報道があった。やはり、まだ時期尚早なのだろう。2019/03/26

Akio Kudo

3
★★★★ 何十年前も今も薬害は同じ繰り返しなんだと思い知らされる2019/08/16

Kazuo Ebihara

3
身内の者が認知症になり、 薬を飲み始めたので慌ててお勉強。 今、認可されている薬は4種類。 どれも万人に効く訳ではなく、 様々な副作用や、病状を悪化させるリスクも あることが語られています。 周りの者が、体調の変化を良く観て、 時には薬を飲むことを止めさせることや、 生活習慣を変えさせることこそが大切なようです。 2018/06/22

shimashimaon

1
がんは本書のテーマではないが、抗がん剤を変えた時から心身ともに下り坂となり、疼痛管理のための薬剤にも苦しめられるということもあるようだ。医者の言うなりになってはいけないだけでなく、標準治療だからという理由だけで治療方針を決めてはならないと思った。本人のQOL、本人の感情を重視することが大事だと痛感した。そのためにも、治療に対して「?」と思える知識を家族が持ち合わせることも大切だ。ただ、すべからく「飲んではいけない」と理解するのではなく、著者も述べているが、人によって異なるという大前提を忘れてはならない。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12792895
  • ご注意事項