SB新書<br> プロ野球見えないファインプレー論

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SB新書
プロ野球見えないファインプレー論

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797384949
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

勝利への貢献度大のあのプレーの意義

●「いいところに守っていた」は、偶然ではない!

華麗なプレーや記憶に残るプレー、
目に見える数字だけが野球のすべてではない!
一見平凡そうなプレーにも勝因は潜んでいる――。

本書は解説者もあまり語らない
「見えないファインプレー」に注目。
プロの何気ない一つの走塁、一つのけん制、
一つの三振、一つのファウル、一つの安打、
一つの捕球、一つの守備位置などの
「観方」が確実に変わる
ワンランク上の野球観戦術!

プロで長年二塁手として活躍し、
現在は解説者・評論家および
WBSCプレミア12の守備・走塁コーチなどを務める著者が
プロのプレーの奥深さを余すところなく解説する。

今日から試合を見る「目」が変わること間違いなし。

第1章 ファインプレーは準備されている――プレーの前に選手が考えていること
第2章 名手のファインプレーは「見えない」――【守備・個人編】
第3章 好プレーはチームで生みだす――【守備・チーム編】
第4章 見えないファインプレーの数は得点に比例する――【打撃編】
第5章 日頃の「観察」が勝利を呼ぶ――【采配編】
第6章 未来への「ファインプレー」

【著者紹介】
1971年茨城県生まれ。常総学院高校では準優勝1回を含む甲子園3度出場。早稲田大学では主将としてチームを牽引し、主に遊撃手として活躍。日本生命を経て、1995年にドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。1996年に新人王をはじめ、ゴールデングラブ賞を4回獲得するなど、二塁手レギュラーとして活躍。2007年に横浜ベイスターズ(現、DeNAベイスターズ)へ移籍。2010年に米独立リーグ・ランカスターへ移籍、同年引退。現在は、野球評論家として「すぽると」をはじめテレビ、ラジオでの解説、雑誌等での寄稿を行う。また、指導者としてジュニア世代育成、講演会などを積極的に行う。2014年8月にU12全日本代表監督に就任。2015年7月には第1回WBSCプレミア12の日本代表内野守備・走塁コーチに就任。著書に『プロフェッショナル』(祥伝社)、『反骨』(双葉社)など多数。

内容説明

華麗なプレーや記憶に残るプレー、記憶に残る数字だけが野球のすべてではない!走塁や打撃、守備などの一見平凡そうなプレーにも勝因は潜んでいる。本書は解説者もあまり語らない「見えないファインプレー」に注目し、野手や打者などの各位置から解説。プロのプレーの奥深さがわかるワンランク上の野球観戦術!

目次

第1章 ファインプレーは準備されている
第2章 名手のファインプレーは「見えない」―守備・個人編
第3章 好プレーはチームで生み出す―守備・チーム編
第4章 見えないファインプレーの数は得点に比例する―打撃編
第5章 日頃の「観察」が勝利を呼ぶ―采配編
第6章 未来への「ファインプレー」

著者等紹介

仁志敏久[ニシトシヒサ]
1971年茨城県生まれ。常総学院高校では甲子園に3度出場。早稲田大学では主将として、主に遊撃手として活躍。日本生命を経て、1995年にドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。1996年に新人王をはじめ、ゴールデングラブ賞を4回獲得するなど、二塁手として活躍。2007年に横浜ベイスターズ(現、DeNAベイスターズ)へ移籍。2010年に米独立リーグ・ランカスターへ移籍、同年引退。現在は、野球評論家として「すぽると」をはじめ、テレビ、ラジオでの解説、雑誌等での寄稿を行う。2014年8月にU12全日本代表監督に就任。2015年7月には第1回WBSCプレミア12の日本代表内野守備・走塁コーチに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

94
横っ飛びでボールをキャッチ、フラッと上がったボールを背走してキャッチ。見た目にも派手なファィンプレーは華やかで観る者を魅了する。しかし、そればかりがファィンプレーではない。打球が放たれる以前、投手が投球モーションに入る以前から選手たちが考えて準備することで難なくアウトにしているような事象を本書では解説している。打った時に「なぜ、そこに守っている!」というようなアレで、偶然ではなく必然であることを丁寧に解説。ここに書かれたことはテレビやラジオでは本当に見えない。やはり現場に足を運ぶ楽しさはここにもある。2023/01/28

再び読書

43
現役時代より引退してから彼の考え方がわかり面白く読めた。3番最強打者説は長嶋氏の造語と思っていたが、その様な考え方があることにびっくり、最も二番打者に適していないと思っていたが、確かに日本ハム時代の小笠原は最強の二番打者だったので、もしかして狙っていたのは、この路線?と思えた。しかしながは、本来の守備な関する記述は面白かった。サインでの化かし合いや、二塁手のあり方は興味深い。出来ればこの路線で、全篇書いて欲しかった。桑田と古田の試合前の内野守備には感心させられる。最後の少年野球の考え方には共感出来る。2016/11/30

たかやん

14
1つのミスに対していちいち目くじらを立てずに、それまでの良いプレイを含めたトータルで選手をみる、仁志さんの“信用貯金”という考え方が好きだ。失敗を極度に怖がる思考習慣から僕がなかなか脱け出せないのは、結局のところ野球部時代に試合でエラーする度に罵倒され懲罰交代させられるのをずっと繰り返されたことが大きかったように思うから。だからこそメジャーリーグでの特に中南米出身の選手たちの失敗を恐れない大胆なプレースタイルに惹きつけられがちです。2019/10/30

Kaz

14
先日、久々にプロ野球観戦をした。一塁牽制の後、三塁手が毎回、一塁手と投手の線上にカバーに入っていた。これも、仁志さんの言う「見えないファインプレー」だと思う。捕手も内野ゴロの時は、必ず一塁に向かって走っているし、外野手は常にポジションを微妙に変えている。プロって本当にすごい。2017/06/17

ちろたろう

8
神宮カープ二連戦を観戦したら、菊池のスゴさを更に実感。解説も聞いてみたい。2016/09/04

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