SB新書<br> 世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか?―桁外れの結果を出す人の思考法

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世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか?―桁外れの結果を出す人の思考法

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797380118
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0234

出版社内容情報

世界のエリートは3歳から哲学を学ぶ

世界最大の資産運用会社で最年少の重役に就くなど世界を舞台にらつ碗をふるってきた著者が、自身の経験と哲学の深い知識をベースに、一般的には知られない世界基準のエリートの実態を哲学を切り口に説く書。

序 章 世界のエリートは3歳から哲学を学ぶ
第1章 「正解はなに?」でなく「どう考えるか」
第2章 知識とはなにか
第3章 知識を疑う
第4章 知識を教養に発展させる
第5章 相手の意見に「違う」という勇気
第6章 シンプルな問いに自分の考えを広げる
第7章 コミュニティをつくる
第8章 多様性を受け入れてイノベーションを起こす
おわりに

【著者紹介】
学習塾Z会との合弁で、小中高生のための「英語を考えるリーダー塾」を展開する「igsZ」、ならびにグローバル人材育成の「Institution for a Global Society(IGS)」代表取締役。一橋大学特任教授も務める。慶應義塾高校時代にニューヨークにホームステイしたことをきっかけに、世界を舞台に活躍することを心に決める。慶應義塾大学卒業後、1992年東京銀行に入行。フランスの名門ビジネススクールINSEAD(欧州経営大学院)でMBA、フランスのグランゼコールHEC(パリ)で国際金融の修士号を最優秀賞で取得。筑波大学で博士号(経営学)取得。2000年世界最大の資産運用会社バークレーズ・グローバル・インベスターズ入社。欧米のトップスクール教授陣で構成されるグローバルチームで為替の研究と戦略を構築。35歳にして最年少マネージングダイレクター、日本法人取締役に就任し、ニューヨーク証券取引所でオープニングベルを鳴らす。2010年IGSを設立。

内容説明

グローバルな国際社会でリーダーシップを発揮して活躍し、認められるには、哲学的思考法が必要不可欠。正解のない問題について「自分の頭で考える力」を身につけることが求められる。その力を養うために最も効果的なのが哲学。世界最大の資産運用会社で最年少の役員となり、らつ碗をふるってきた著者が、自身の経験と哲学の深い知識を踏まえ、桁外れの結果を出すエリートに必須の哲学的思考法を伝授する。

目次

第1章 「正解はなに?」でなく「どう考えるか」
第2章 知識とはなにか
第3章 知識を疑う
第4章 知識を教養に発展させる
第5章 相手の意見に「違う」という勇気
第6章 シンプルな問いに自分の考えを広げる
第7章 コミュニティをつくる
第8章 多様性を受け入れてイノベーションを起こす

著者等紹介

福原正大[フクハラマサヒロ]
1970年東京都渋谷区生まれ。「igsZ」、ならびに「Institution for a Global Society(IGS)」代表取締役。慶應義塾高校時代にニューヨークにホームステイ。慶應義塾大学卒業後、1992年東京銀行に入行。フランスのビジネススクールINSEAD(欧州経営大学院)でMBA、グランゼコールHEC(パリ)で国際金融の修士号を最優秀賞で取得。筑波大学で博士号(経営学)取得。2000年世界最大の資産運用会社バークレイズ・グローバル・インベスターズ入社。35歳にして最年少マネージングダイレクター、日本法人取締役に就任。2010年IGSを設立。一橋大学特任教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

28
初めてマイケル・サンデル教授による白熱教室を観た時、私は、なんじゃこりゃ?と思いました。どちらを選んでもメリットとデメリットがあって優劣が決めにくい正解のない問題に、学生が、ああでもない、こうでもないと自分の考えを述べて議論する講義が自分が知っている「先生から一方的に教えを請う授業」とは全く違ったからです。でも、この本の著者である福原正大さんが都市銀行に勤めている時に留学したフランスでは、高校ですら哲学が必修科目になっており、既存の価値観にとらわれることなく、自分の頭で物事を考える人間を育ているそうです。2018/04/22

masabi

12
これからの世界で必要となるのは、哲学的思考法である。哲学的思考法とは、答えのない問題を問い続ける強靭な思考であり、読書、議論によって鍛えられる。特にお薦めなのが哲学書で、筆者と対話することで自身の思考レベルを上げることができる。グローバル化により、英語と教養は必須になる。英語はコミュニケーションツールとして、知識の実践としての教養が話す内容となるのか。知識を疑う際にも哲学的思考法は不可欠である。2015/08/15

ほうむず

4
◯逆境=自分に足りない問題に立ち向かうため、自分の思考を働かざるを得ない状況。乗り越えようとするのは、前進している時。逆境が成長 ◯発言でスタートラインに立てる →間違った意見も、周りから指摘を受け、新しい価値を創造。ダイナミズムは発言しないと享受できない ◯学習者像 ①探求する ②知識がある ③考える ④コミュニケーション ⑤信念をもつ ⑥心を開く ⑦思いやり ⑧挑戦 ⑨バランスの取れた ⑩振り返り →知識をベースに自分の頭で考えることが勝負となる今、日本の教育は無意味な大前提に立っている 2023/12/12

ほうむず

4
◯哲学的思考法=正解のない問題について考える →ディスカッションの中から創造力がつくられる=対話のダイナミズム →相手の意見を疑ったり、ノンと返したりすることは、好循環を生むための手段 →Who am I?のような正解のない問題を自問自答し、練習しておく →欧米の試験は、暗記力や記憶力だけではない、「あなたはどう考えますか?」という思考力を問う記述式な問題が多様 →重要なのは、ネットを検索しても正解が出ない問題。思考力や判断力を問う →物事を疑うことが、さまざまな視点から多面的な考え方をするきっかけに 2023/12/07

daidainngo

4
なかなか興味深かった。やっぱり、この先は英語と教養が大事なのか。2015/06/29

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