SB文庫<br> 永遠の始まり〈1〉

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永遠の始まり〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 542p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784797377422
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

『大聖堂』のケン・フォレット待望の最新作

激動の20世紀を舞台としたシリーズの最終巻となる本作では、第二次大戦後、1961年のベルリンの壁、アメリカ公民権運動などを軸に物語が展開する。家族と別れ、壁の向こうの自由を求める姉弟、差別と闘い続ける黒人青年、モスクワで地下活動を行う美人ジャーナリスト、そしてその家族と友人たちの人間ドラマが、史実と密接に関わりながら濃密に紡がれていく極上のエンタテインメント小説。

1961年、共産主義体制下の東ベルリン。反体制派の烙印を押された教師のレベッカは驚愕の事実を知らされた。夫の正体は秘密警察官で、彼女と家族を監視していたのだ。希望を失ったレベッカは自由を求めて西側へ逃亡をはかる。一方、公民権運動が広がるアメリカでは、黒人青年ジョージが司法長官補佐として希望に燃えていた。人種差別撤廃のため政界に入り、みずから国を変えるのだ。そしてモスクワでは双子の兄妹ディムカとターニャが理想の社会実現を目指し奔走する……。激動の20世紀を背景に壮大なスケールで描く大河ロマン。

【著者紹介】
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、同書はアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞した。1989年に発表した『大聖堂』は全世界で2000万部以上を売り上げ、18年後に刊行された続編『大聖堂―果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。壮大なスケールで激動の20世紀を描いた本書「百年三部作」は、フォレット畢生の大作として世界的ベストセラーとなった。

内容説明

1961年、共産主義体制下の東ベルリン。反体制派の烙印を押された教師のレベッカは驚愕の事実を知らされた。夫の正体は秘密警察官で、彼女と家族を監視していたのだ。希望を失ったレベッカは自由を求めて西側へ逃亡をはかる。一方、公民権運動が広がるアメリカでは、黒人青年ジョージが司法長官補佐官として希望に燃えていた。人種差別撤廃のため政界に入り、みずから国を変えるのだ。そしてモスクワでは双子の兄妹ディムカとターニャが理想の社会実現を目指し奔走する…。激動の20世紀を背景に壮大なスケールで描く大河ロマン。

著者等紹介

フォレット,ケン[フォレット,ケン] [Follett,Ken]
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、同書はアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞した

戸田裕之[トダヒロユキ]
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

131
『百年三部作』第3作。幕開けは1961年、米国は人種隔離が未だ色濃く、ベルリンでは壁が築かれる。既に構築済みの登場人物の一筋縄でいかない出自設定を歴史のパーツに抜かりなく生かすのが巧い。レベッカの逃亡はI巻のアクションの山場で、黒人補佐官ジョージは出番が多い。エセルとフィッツの感慨深い対面こそあれど英国の出番が減ったのは致し方ない。後半はソ連の兄妹の視点も増やしてキューバ危機へ雪崩れ込む。世界滅亡がかかって悉く情事に耽るシンクロは時代性もあるだろう、大統領の好色も追加した官能描写の羅列は詰め込み感がある。2024/01/12

KAZOO

107
「巨人たちの落日」(3巻)「凍てつく世界」(4巻)に続く100年物語の第三部(4巻)です。今までの物語を今回は比較的現実に近い物語となっています。ケネディ暗殺や冷戦など世界の出来事を絡めながらその中で生きる人びとの生き様を描いています。読み甲斐があります。話はそれますがSB文庫は本当に良心的ですね。600ページ前後の本を出してくれるのですが、これから読もうと持っている新潮社のクリフトン年代記、講談社のゴダードの1919年物などは分冊化しています。どうももうけ主義の感じです。アメリカは1冊を日本は2冊。2017/12/18

starbro

83
ケン・フォレットは、「針の眼」以来、30年以上に渡って読み続けている作家です。最新作は全4巻、2,300Pの超大作です。激動の冷戦時代を舞台に、ヨーロッパ、ソ連、アメリカ、キューバ世界各地で動き始める大河ドラマ、堂々の幕開けです!ケネディ大統領、フルシチョフ第一書記、キング牧師、カストロ議長、フーバー長官等、実在の人物も躍動しています。Ⅰ巻は一気読みしました。トータルの感想は全巻読了後に。2016/02/26

のぶ

58
全4巻、2300ページの第一巻。過去に「巨人たちの落日」「凍てつく世界」と大作を読んでいるので、多分時間をかけず読めると思うけど・・。1巻の舞台は60年代前半のケネディ政権の時代。東西冷戦やキューバ危機の大きな時代の流れを背景にした、アメリカ、ベルリン、ソ連での若者を中心としたドラマ。まだ1巻を読む限りだが、一つの大河小説なので大きなサプライズもなくディテールにさほど気を使うことなく読みやすい。この先もこんな感じだと思う。本作は比較的近い時代が舞台なので親しみやすく先が楽しみだ。2016/05/15

キムチ27

47
翻訳ものをこんなに勢いづいて読んだのは久しぶり。遡行して読んだメリットかな。あのエンディングの端緒はこうだったんかぁと登場人物の心の動きが襞まで把握出来る。1巻にして圧制への抵抗が始まって行く。1960年代、キューバ紛争、米ソ対立そして若きケネディとキング牧師、フルスチョフ。少し背伸びして 中高生がこれを読めたら凄いなと思う。下手な教科書なぞ足元にも及ばないかも。それにしても登場する政府系男女・・相方と会った瞬間「この人と寝るのだな」と考える・・そんな組み合わせ多いのかしら?セックスが会話ってイメージ。2017/10/15

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