内容説明
日本文化を論じた本は少なくないが、文化全体の体系を視野に入れ、コンパクトに書かれたものは見当たらない―。本書は中国山東大学で日本文化論の講義にあたり、テキストの選択に最も苦慮した著者が、広く一般の読者を対象にまとめた日本文化論である。
目次
第1章 文化の意味(文化概念)(「文化」の意味と「日本」の定義(文化概念)
「日本文化」の研究(研究の対象))
第2章 日本文化の基盤(日本経済史)(明治維新以降(19世紀半ば~20世紀半ば)の日本経済
第2次世界大戦敗戦後(20世紀半ば~20世紀末)の日本経済)
第3章 過程としての日本文化(日本の「しょう油」(日本人の生活・食)
日本の「畳」(日本人の生活・住) ほか)
第4章 実体としての日本文化(「持ちつ持たれつ、水入らず」(日本人の思想)
天台本覚論(日本の哲学1) ほか)
著者等紹介
五十嵐昌行[イガラシマサユキ]
1931年生まれ。明治大学経営学部卒業。日本経営史専攻。東京大学社会科学研究所経営史学会会員。中国政府招聘山東大学外国専家(エキスパート)。中国の文化教育社会貢献「教学奨」「斉魯友誼奨」受賞
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