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内容説明
「わたし、強くなりたいんです!」“剣警”―剣と能力で戦う新時代の治安維持機構。その訓練校・紫練学園の落ちこぼれ弱小チームで、やがて伝説となる二人一組が生まれた。少年は白峰和久。異質なる力を秘めた、強すぎる新人。少女は皆瀬川咲良。未来を見通す力を持つも「万能だが最弱」と称される頼りない班長。誰よりも強くありたいと願いながら、自分の力を引き出しきれずにいた咲良は、和久との出会いをきっかけに本当の能力に覚醒めていく―。いいぜ、導いてやる。俺がお前を最強の領域へ!!描いた未来へ加速する無限超越の学園バトル、開幕!さぁ、お前の未来を使いこなせ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
12
おぉ……あらすじの最後の1行が、きちんとネタバレしてる!(違) 未来に無限の可能性を持った班長の、能力紹介のような巻でした。というか、幼馴染のお嬢様1人いれば、最初から最後まで解決できたんじゃね?っていう疑問を最後にいだかせないで~(苦笑)2013/07/22
ニル
10
新人さん二作目。昔からだけど、最近特に良く見る「才能ゼロ、技能MAX」な主人公のお話。ただ種明かしが物凄く回りくどい。話自体もちんまりし過ぎてて派手さも無く、ヒロインも特別可愛い訳でもない。主人公が最後殆ど戦わないから、主人公なのにパッとしない。色々中途半端過ぎて感情移入できない。プロットから淡々と文書に起こしたような印象。作者の七条さんはどの辺りに面白さを感じてこの作品を書かれたのか分からなかった。明確にこれ! というものが無かった。それと設定面が杜撰過ぎる。こういうのなら大人を出さないと難しいかと。2013/07/23
らっしぃ
7
一冊目としてはまとまっていると思いますが、全体に粗い感じ。いろいろ伏線「らしきもの」をばら撒いて、ざっくりまとめた、みたいな気がしました。で、主人公より幼馴染の方がアレなのは、如何なものですかね。コメディではないのでしょうに。続きが出ているようなのでそちらは読んでみようと思いますが。2013/10/22
カインズ
7
【基礎ばかりで応用が利かないのは……】★★★☆☆ 突如、異能力者が出現し始めた世界において、異能を持つ主人公達が異能を悪用する者達を取り締まるお話。子供扱いに反発しつつ、しっかりお子様しているヒロインの咲良が可愛らしかったです。しかし、全体的な設定がどれをとっても他で見たことがあるなぁと思われるものばかりで、この本ならではの独自性を感じることが出来ませんでした。あらゆることが出来る反面、基礎ばかりで応用が利かないというヒロインの設定を作品自体で体現することもなかったでしょうに……2013/08/09
彩雲
7
途中放棄。悪い意味で「如何にも『ラノベ(笑)』」。人手不足だからといって、警察学校の『生徒だけ』で捜査隊を編成するとか気持ち悪い。教育を完了していない生徒に警察権力とその責任を担わせるって阿呆か。手抜き設定と断定する。警察権力を担う者が負うべき責任と義務、遵守すべき法令、守るべきルール、それを主人公たちはいつ学んだか?誰が保証する?馬鹿だろ、この社会と設定。ライトノベルだからこんなもんじゃね?というのは「ラノベというのはこの程度だよね(笑)」と同義。ラノベを馬鹿にしすぎだ。2013/07/21