出版社内容情報
東京ディズニーランドには、意外にも厳密なサービスマニュアルは無い。「サービスはゲストとの交流を通して学びなさい」という企業哲学があるからだ。ゲストとの交流を描いた4つの感動物語からディズニーのサービス哲学を紹介する。
内容説明
本当のおもてなしに気づく4つの物語。
目次
はじめに “サービスの神様”の正体とは
第1話 オレンジ色のラブレター
第2話 迷子の良心
第3話 色あせたチケット
第4話 希望のかけ橋
おわりに ハピネス!サービスの神様が届けたかったもの
著者等紹介
鎌田洋[カマタヒロシ]
1950年、宮城県生まれ。商社、ハウスメーカー勤務を経て、1982年、(株)オリエンタルランド入社。東京ディズニーランドオープンに伴い、初代ナイトカストーディアル(夜間の清掃部門)・トレーナー兼エリアスーパーバイザーとして、ナイトカストーディアル・キャストを育成する。その間、ウォルト・ディズニーがこよなく信頼を寄せていた、アメリカのディズニーランドの初代カストーディアル・マネージャー、チャック・ボヤージン氏から2年間にわたり直接指導を受ける。その後、デイカストーディアルとしてディズニーのクオリティ・サービスを実践した後、1990年、ディズニー・ユニバーシティ(教育部門)にて、教育部長代理としてオリエンタルランド全スタッフを指導、育成する。1999年、(株)ヴィジョナリー・ジャパンを設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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  感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
123
          
            今この本を読むに至った全ては必然。サービス業に従事し、それを好きだと自負してきたがその自信やプライドが木っ端みじんに砕け散った。何と独りよがりで自己満足の世界に浸っていたのか。流れる涙とともに私にこびりついていた偽善がきれいに流れていった気がする。もう一度 一からやり直しだな。「分からない ではなく分かろうとすること、心を開いてもらうための信頼関係を築くこと 時には一緒に迷うこと」謙虚でありたいと改めて思った。2016/09/06
          
        hiro
97
          
            読メで読んだ本の登録が、ちょうど400冊目。『9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』に続いて、ディズニー関連本2冊目。「電車の中では読まないで下さい。」と帯にあり、電車の中で読むのが心配だったが、杞憂だった。確かに、4つの話(ノンフィクション?)は、ディズニーのサービスとは何かを教えてはくれたが、どの話もあまりにもグットタイミングで話が進むので、鼻白んでしまった。著者の経験したすばらしい話を変に脚色してしまったために、ディズニーのサービスのすばらしさが、ストレートに伝わってこなかった。2013/03/22
          
        らる
76
          
            図書室本、カウンター当番中に読了。 話が出来すぎた感じがしたけれどディズニーの素晴らしさは伝わってきました。営利よりもゲストの楽しみを優先させるキャストたち。こうした夢の国を作り上げたウォルトディズニーは本当に素晴らしい人だなと改めて思わされました。 正直作った感じの話が多く泣けませんでしたが、量もそんなに多くなく読みやすかったです。いい話ではあった。2014/06/18
          
        momogaga
65
          
            第3話の「色あせたチケット」は信頼することが「成長の種」になることを教えてくれる。2014/12/21
          
        有
58
          
            理想とするお客様対応がここにある。我が儘なお客さんの対応なんてもう嫌だとか、理不尽なことで怒られるから接客したくないとか、一体何を知った気になって、そんなことが言えたんだろう。元々人付き合いは苦手だった。そんな自分を克服したくて真っ先に接客業を選んだ。下手くそな接客で怒られたことは数知れない。それでも、笑顔で帰っていくお客さんを見送ることも沢山あった。今でも接客に対する恐ろしさもあるし、自分には向かないんじゃないかと考える、でも。この本を読んで気が付いた。自分がこんなにも、接客業を好きになっていたこと。2013/03/04
          
        

 
                

 
               
              


