内容説明
ユーロファイタータイフーンは、イギリス、イタリア、スペイン、ドイツの4カ国で共同開発した戦闘機です。オーストリア空軍およびサウジアラビア空軍でも採用されています。わが国でも、F‐15に代わる第4次次期主力戦闘機(F‐X)の次補になりました。2011年、リビア内戦での「エラミー作戦」では、初陣で戦果を挙げています。本書では、ベールに包まれた同機の強さの秘密に迫ります。
目次
第1章 ユーロファイタータイフーンの特徴
第2章 テクニカル・ガイダンス
第3章 搭載兵器
第4章 開発の道のり
第5章 各国の装備
第6章 国際共同開発機とライバル機
著者等紹介
青木謙知[アオキヨシトモ]
1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。航空専門誌などへの寄稿だけでなく新聞、週刊誌、通信社などにも航空・軍事問題に関するコメントを寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たかひー
4
★★★ 1冊まるごとユーロファイター。と言っても搭載兵器の解説他にもページを割いているが。いずれにせよ、雑誌でもなかなか取り上げられることの少ない機体だけにいろいろと知る事ができた。2014/11/20
Masashi
3
昨年、F-35に決定した第4次F-Xの候補にも挙がった、ユーロファイターについて纏めた一冊。石破元防衛大臣もF-Xの候補では推していたと言われる機体です。4.5世代型の機体のトレンドのデルタ翼とカナード翼の組み合わせ、運用思想、スパークルーズでの航行など基礎知識がない人でも良く分かる説明の一冊です。2012/06/16
文章で飯を食う
2
今回はだいぶ読めたようです。いい飛行機のようです。これを次期FXにしたらいいのに。2013/06/08
Aby
1
やっぱり台風△(デルタ翼だし).日本に来て欲しかったなぁぁぁあああ!2013/06/21
Yanabod
1
サイエンスアイ文庫お馴染みの青木先生本。今回はユーロファイターを取り上げて、開発史から装備、各国の運用まであますことなく書かれていますが、青木節炸裂ですので航空マニア以外は敷居の高い本です。趣味の合う人ははまりますが、普通の人はついていけなくなります。2013/02/10
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