内容説明
オレイカルコスに記された地図を元にたどり着いた先はアマゾンの密林だった。この地で発見した「ポセイドンの神殿」は、アトランティス人の未裔と思しき先住民の手で厳重に管理されていた。彼らは、神殿へ入るにふさわしい人間であることの証しに、「力」「技」「頭」の“三つの試練”への挑戦を求める。仕掛けられた巧妙な罠。命を賭した挑戦の先に待ち受けていたものとは…。
著者等紹介
マクダーモット,アンディ[マクダーモット,アンディ][McDermott,Andy]
1974年、英国ウェストヨークシャー州生まれ。ジャーナリスト、編集者などを経て2007年11月に『アトランティス殱滅計画を阻め!』でデビュー
棚橋志行[タナハシシコウ]
翻訳家。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
1
感想:★★★★ 無条件に楽しめました!!! 下巻に入ってもスピード感は損なわれず、上質の冒険活劇を繰り広げてくれます。 アトランティスを『大陸』ではなく『島』としているところがポイントかな? 確かに『島』にすると規模的にも選択肢が拡がりますので。 信頼していた側に裏切られるのは最近の流行を行く感じです。 作品的には映画化を視野に入れているのか、派手なアクションシーンが多めです。 ちなみにこの作者、既に7作品を刊行しているとのこと。 シリーズの発売が待ち遠しいです。2013/09/21
コギコギ555
0
アトランティスを巡る人々の思惑がやっと判明。そちらはふむふむと納得。ただ相変わらず、上巻以上の目まぐるしいアクションが続きました。ナチスにしても、フロスト財団にしても、人間ってどうして優劣をつけたがるのかな。2014/09/08
w_h_o
0
アトランティスがいっぱい。で、謎解きもあるにはあるんだが冒険小説になっとる。ヒロインばりの大活躍美女も…。 遺跡クラッシャーシリーズか~。次も読むかどうかは取り上げるネタ次第だな。 蛇足ながら…訳注が入っているところは本読みなら常識の範囲でないのかな。2012/10/23
mimi_chataro
0
下巻へ進む。「アトランティスはどこに、そして本当にあったのか?」考古学者とボディガードがアトランティスを探す過程で謎の組織に狙われる冒険活劇となっていて、アトランティスに関する謎解きは少なめ。前述の二人のシリーズものの第一弾とのこと。次はどの歴史の謎にかかわるのか・・・。2012/10/01