内容説明
仕事一筋に生きてきた実直で無口な夫ウィルソンは、結婚記念日をうっかり忘れ、妻との生活に危機が訪れてしまう。困り果てた彼は、妻の父であるノアに相談を持ちかける。ノアはアリーとの愛にあふれた思い出をふりかえりながら、真の愛について静かに語りはじめる。ノアのアドバイスを参考に、ウィルソンはある計画を実行しようと思い立つが…。愛することの素晴らしさを知る、感動必至の物語。奇跡の純愛小説『きみに読む物語』、待望の続編。
著者等紹介
スパークス,ニコラス[スパークス,ニコラス] [Sparks,Nicholas]
ネブラスカ州オマハ生まれ。大学を卒業後、さまざまな職業を経験。1996年に本書を発表すると、全米で600万部を超す大ベストセラーとなり、一躍人気作家の仲間入りを果たす。その後も、すべての作品が全米ベストセラーの上位にランクイン。世界33カ国で累計4000万部のセールスを記録している
雨沢泰[アメザワヤスシ]
東京生まれ、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
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「きみに読む物語」の続編。途中でラストが大体わかってしまったが、それでも飽きるどころか楽しんで読めた。前作が痛ましい中に救いのある終わり方だったのに対し本作は大団円。こういうのも良いもんだ。2016/04/29
あぷりこっと
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結婚して少し冷めて来た夫婦が中心の場合、たいていが浮気をしていたりそれが原因で殺したりするのが(私のよく読む)日本の小説なイメージ。学園モノだとかファンタジー系なら恋愛モノもあるけれども。冷めてきたけど愛してる、ならもう一度恋愛しよう!好きです大好き。ジェーンが、もっと盛大な結婚式が良いと言わなかったらまた違った結末だったのか、元の計画では質素なものだったのか。冷めてしまう期間があることをわかっていながら過去に戻ったとしてもう一度結婚してくれますか?胸を張ってもちろんと答えられる、そういうひとに愛されたい2013/02/18