内容説明
どうでもいい日なんて、一日もない。写真家・菅原一剛が撮りつづけた、10年間の「空」の記憶。
著者等紹介
菅原一剛[スガワライチゴウ]
1960年生まれ。1985年大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、早崎治氏に師事。その後、フランスにて写真家として活動を開始して以来、数多くの個展を開催。近年は、光の眩しさを写真にとらえる方法として、湿板写真などをプリンターの久保元幸氏と共に研究し、写真の古典技法と最新のデジタル技法を組み合わせることで、今までにない新しい写真を作り出している。2010年には、サンディエゴ写真美術館に作品が収蔵される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
87
どのページから読んでもそこは空。著者が見上げた日本や世界の空が紹介されている。読み終えたあともこの本だけは机のうえに残すことにした。読欲が減退したときにめくってみよう。ほんとうは窓から見える自分の空をみるのがいちばんだと思う。しかしうちの窓から見える空は小さい。ほんものよりずっと小さいけれどこの本に出てくる空はどれも素敵た。2018/03/05
すい
38
毎日見上げている空。その空には表情があって、毎日違っていて同じものは一日とてない。そんなこと、わかっていたはずなのに忘れていた。忙しすぎると大切なことを忘れてしまう。たまには空を見上げて、深呼吸してみるのもいいな。2014/06/15
紫羊
25
今月は思うように本が読めません。何冊か読んでいる本の文体との相性が合わないようで、全然先に進みません。ちょっと気分転換に、写真ばかりの本を眺めてみました。空、雲、山、海、街…旅心を誘われます。装丁も美しい青で気に入りました。2014/06/24
アキちゃん
7
空を見上げて雲が流れるのを見るのが大好きです。素敵な空がいっぱいで癒されました。2018/03/18
雨巫女。@新潮部
6
《書店》色んな空があるなあ。だから、好きだなあ。2013/01/04