内容説明
気候と地理にめぐまれた日本は、3万種を超えるムシたちが生息する“昆虫天国”である。しかし、その魅力的な生態も、注意深く観察しないと見逃してしまいかねない。そこで本書は、身近にいる代表的なムシたちの習性から見分け方、成長過程、似て非なる種などを、昆虫写真の第一人者である著者の超美麗な写真にイラストをそえて解説していく。
目次
第1章 近所に住む昆虫たち(ナミアゲハ;アオスジアゲハ ほか)
第2章 里山や草原に住む昆虫たち(キアゲハ;ホウジャク ほか)
第3章 里山や雑木林に住む昆虫たち(ミヤマカラスアゲハ;ゴイシシジミ ほか)
第4章 里山や水辺に住む昆虫たち(ゲンゴロウ;ホタル ほか)
第5章 名の知れた昆虫たち(ウスバキチョウ;ギフチョウ ほか)
著者等紹介
海野和男[ウンノカズオ]
1947年、東京生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学び、同大学時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載されたのを契機に、フリーの写真家の道を歩む。1999年より長野県の小諸で身近な昆虫の写真を撮り続ける。著書に1994年日本写真協会年度賞を受賞した『昆虫の擬態』(平凡社)などがある。日本自然科学写真協会会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会などの会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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