内容説明
プロの開発現場で裏打ちされた技術ノウハウを体系的に記述、ゲームの心臓部たるゲームエンジンを詳細に解き明かす、開発者必読の書。数々の受賞歴を誇る名作『アンチャーテッド』のプログラマによる珠玉の名著。
目次
第1部 基盤(イントロダクション;仕事用ツール ほか)
第2部 低レベルエンジンシステム(エンジンサポートシステム;リソースとファイルシステム ほか)
第3部 グラフィックスとモーション(レンダリングエンジン;アニメーションシステム ほか)
第4部 ゲームプレイ(ゲームプレイシステムの概要;ランタイムのゲームプレイ基本システム ほか)
第5部 まとめ(まだやることがあるってこと?)
著者等紹介
大貫宏美[オオヌキヒロミ]
京都大学教育学部教育心理学科卒業。行政書士。企業システム保守を主とするコンピュータ会社勤務後、京都大学医学研究科にてJavaプログラミングに携わる。その後、合同会社丸宏を設立し、研究開発コンサルタントとして大学と企業の産学連携を進めるかたわら、コンピュータやライフサイエンス専門に翻訳を行う
田中幸[タナカミユキ]
慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業。電機メーカーの研究所にて先端技術の研究開発に従事し、海外勤務を経験。その後外資系コンピュータソフトウェア会社に勤務。英日間の翻訳者・チェッカーとしての経験は11年。主にITやソフトウェアに関連する翻訳に従事するが、他にも米国のスポーツや金融関連の記事、啓発書、マーケティング資料など幅広い分野で翻訳の経験を持つ
今給黎隆[イマギレタカシ]
株式会社バンダイナムコゲームス技術部技術開発課ソフトウェアテクノロジスト。2002年、株式会社ナムコ(現株式会社バンダイナムコゲームス)入社。社内で技術研究のディレクションを行うとともに、認定スクラムマスターとして開発プロセスの改善にも従事。CESA技術委員。過去、Ridge Racer6の描画エンジンの開発や、Tales of Legendia等のタイトルに関わる。2009年9月に東京大学大学院新領域創成科学研究科で博士号取得。博士(科学)
桐山忍[キリヤマシノブ]
株式会社バンダイナムコゲームスプログラム1部プログラム1課ソフトウェアテクノロジスト。1995年、株式会社ナムコ(現株式会社バンダイナムコゲームス)入社。プログラマとして、業務用中・大型ゲーム機開発に従事する。後に、家庭用ゲームの描画エンジンの開発、テイルズ・オブシリーズの移植などを経て、鉄拳DRより鉄拳シリーズのプログラムを担当
鴨島潤[カモシマジュン]
株式会社バンダイナムコゲームス技術部基盤技術開発課シニアプログラマ。2001年に株式会社ナムコ(現株式会社バンダイナムコゲームス)入社。社内R&D部門にて画像処理・画像認識・グラフィックス関連の技術研究に携わった後、内製ミドルウェアチームに移り、現在はマルチプラットフォーム向けグラフィックスミドルウェアの開発・サポートを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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