内容説明
公爵と結婚した子孫に全財産を遺す―曽祖父の風変わりな遺言に、牧師の娘フィービーは社交界デビューを果たすことに。舞踏会でフィービーは魅力的な貴族の息子レイフと意気投合し、恋心を覚える。翌日、レイフの家から結婚の申し込みがあった。しかも彼は、いずれ公爵になるはず!フィービーは喜んで結婚を承諾する。が、求婚相手はレイフの兄で未来の公爵のカルダーだった。レイフへのつのる思いと、公爵との結婚のあいだで揺れ動くフィービーの決断とは?RITA賞ノミネートの全米ベストセラー作家が贈る、ロマンティック・ヒストリカル。
著者等紹介
ブラッドリー,セレステ[ブラッドリー,セレステ][Bradley,Celeste]
ヒストリカルを中心に数多くのロマンス小説を発表、ベストセラー作家となる。RITA賞に二度ノミネート、“ロマンティック・マガジン”最優秀ヒストリカル・ストーリーテラー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
無茶苦茶な遺言と、公爵を捕まえようと奮闘することになりそうな三人女子(いとこ同士)3部作の1作目です。面白い部分もたくさんあるんだけど、なんだか語り口に色々とけつまずいているうちにお話が終わってしまったのでした。ううむ。続きはどうしようかな。2019/03/04
tona
6
公爵と結婚した孫に遺産を渡すという遺言の内容を果たすために、ロンドンにやって来た3人のレディたち。自己中心的な伯母や財産を管理し続けたいダメな弁護士、メイドに恋してしまった堅物な執事、レディの味方のテイラーと面白い脇役ばかりですが、話自体は後半から失速気味でやや退屈でした。個人的には不器用なソフィーの話が読みたい。2017/08/27
MOMO
3
レイフ君と兄ちゃんの愛情と確執や、従姉妹同士とはいえ、そんなに親しいわけでもないフィービーちゃんたちのライバル意識などを絡ませた本筋以上に、今後への伏線というか、下地部分があったような気がします。そのせいか、物足りないような次が気になるような・・・あぁ、これってもしかして作者の策にはまってる? 2010/10/06
Hろま
2
★★★★★ 恋するヒロインとヒーローのドキドキわくわくの出だし、個性的な脇役。大人の冷静な目はちょっと置いておいて、少女にもどって楽しむおとぎばなし2013/11/13
rokoroko
2
最初に出会ったほんの少しの時間で恋に落ちてしまう。ヒロインに運命感じてメロメロなヒーロー。読んでいて、あれっ?読メの皆様の意見聞かないで買ったかなと思った。うううん~この本のヒロインもヒーローもあんまり好きじゃないぞ。でもスピンオフで腹違いの兄が出たら、わかんない。この本以外のスピンオフはおもしろいかも~2012/12/16