内容説明
180年前に「伴侶」を亡くし、絶望の淵をさまようライキーのボウエン。彼は多くの種族が参加する壮絶な宝探しレースで、若き魔女マリキータと出会った。強大な力をもち、将来を担うと予言されるマリキータに、ボウエンは強くひかれる。が、運命の相手である伴侶は生涯一人のはず。マリキータは亡くなった伴侶の生まれ変わりなのか?マリキータへの思いと伴侶への罪悪感にボウエンが葛藤するなか、マリキータに邪悪な力が忍び寄っていた…官能とサスペンスに満ちたRITA賞受賞シリーズ第3弾。
著者等紹介
コール,クレスリー[コール,クレスリー][Cole,Kresley]
元アスリートで、プロのコーチとしても活躍。その後、作家に転進し、2003年にデビュー。スコットランドを舞台としたヒストリカルを上梓した後、2007年に『満月の夜に』(ソフトバンク文庫)で、RITA賞のパラノーマル部門最優秀賞を受賞
松井里弥[マツイサトミ]
英米文学翻訳家。獨協大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masami🖤
11
ライキー(人狼)ヒーロー&魔女っこヒロイン❤今回のヒーローも狼らしく心身ともに独占欲むき出し(〃∇〃)「伴侶」のヒロインを守ろうと必死なんだけど、何せ久々(180年ぶり…)に心身共にテンション上がったから失言や態度悪くって(悪気わないけど…)ヒロイン傷つけ逃げちゃうし…でもワンコらしく必死に追いかけるヒーロー、素敵(*≧∀≦*)ジャングルや南の島であれやこれやもありつつ、最終ボスとヒロインの大決戦もハラハラドキドキ(>_<)そしてヒーローの元カノ…ある意味1番嫌なヤツだったなぁ( ー̀ωー́ )2017/01/14
ゼニガメ
3
【もふもふもふもふ】ライキー、あんなに魔女嫌いだったのに、伴侶と認めてからの尽くしっぷりが凄いな。行きなり3巻から読んじゃったから、1巻から読みたい。2015/05/30
める
3
このシリーズ、面白すぎて順位など決められない…と思いつつも、これは既刊のなかで一番好きな話。伏線回収からオチまですべてが素晴らしく、何度読んでも面白い。続刊待ち望んでます。2015/04/07
ぱでぃんとんⅡ
3
ちょっとだけ、空いた時間に読むつもりで開いたのに、用事なんて後回しにして読み終えてしまったじゃないですか~。二人がどうなるのかハラハラドキドキの連続でした。もう気になって途中で止めるなんてできませんよ、この本。あ~、面白かった!2010/03/20
hitomi
3
★★★★★ 面白っくって一気読み!一作目のボウエンと同一人物だと思えない程、すごくいきいきしていた。しかし、ラクレインといい、ボウエンといい、ライキーっておバカ、、、もとい馬鹿正直で自惚れが強い種族なのね(笑)二人とも一番大事な場面でコケるし!(笑)ライキーの伴侶のヒロインたちとのやり取りは思わず笑っちゃうほど面白い!本人たちはいたって真面目なんだろうけど(笑)今回のヒロインは23歳と若く今の女の子って感じがしてカワイイ♪最後のあのどんでん返しにはかなりびっくりした。2010/02/23