ゴッホ―トレジャー・ボックス

ゴッホ―トレジャー・ボックス

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  • サイズ B4判/ページ数 72p/高さ 31X31cm
  • 商品コード 9784797349306
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0071

内容説明

本書では、ゴッホが生涯の仕事を見つけるために模索する青年期から、やがて画家に転身し、『ジャガイモを食べる人たち』に代表されるオランダ農民を描いた、土の匂いのするような絵を制作した初期、そして、色彩と新たなスタイルへの着想を見いだした1880年代後半のパリ時代、強烈な日差しのなかでブルーとイエローに彩られたプロヴァンス時代、さらにはオーヴェール=シュル=オワーズの最晩年までをたどります。彼の愛した『ひまわり』の眩い連作をはじめ、『星月夜』や『子守女(ルーラン夫人の肖像)』、さらに多くの自画像といった傑作はもちろん、これまであまり知られていなかった作品や、ファン・ゴッホにインスピレーションを与えた同時代の画家の作品を美しい図版で紹介し、また書簡や書類などの珍しいレプリカを数多く揃え、ファン・ゴッホの世界をこれまでになく生き生きと再現しています。

目次

画家を目指す
画家としての一歩
タイプ別の肖像画
ブラバントの風景
農民画家
ジャガイモを食べる人たち
パリへ
新たなアプローチ―新たなスタイル
自画像
前衛的な芸術家の一員
ジャポニズム
アルル
地中海への旅
南フランスの風景画
肖像画―未来の絵画形式
自画像の交換
南フランスの共同アトリエ
ひまわりと自画像
崩壊
病院の庭
新たな風景画
オリーブ園
星月夜
創造的な模写
オーヴェール=シュル-オワーズ
ガシェ医師
ドービニーの庭

著者等紹介

ホンブルフ,コルネリア[ホンブルフ,コルネリア][Homburg,Cornelia]
ドイツ、アメリカ、オランダで美術史を学び、アムステルダム大学で博士号を取得。アムステルダムのファン・ゴッホ美術館で補助学芸員として、また大学の講師として美術界の仕事に就く。ミズーリ州セントルイスのワシントン大学美術ギャラリー学芸員、セントルイス美術館の19世紀及び20世紀の絵画と彫刻部門の主任学芸員を経て、2003年からフリーランスの美術史家となる。現在はフランスに暮らし、フィンセント・ファン・ゴッホやマックス・ベックマンなどの画家の研究から、美術館との共同制作、展覧会の計画、種々のアドバイザーまで幅広い分野で活躍している

岡村多佳夫[オカムラタカオ]
東京造形大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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