内容説明
最新の睡眠科学によって、眠りの時間やその内容を調べることで、成績が向上したり、脳力がアップする睡眠法がわかってきました。これは、とらえどころのなかった夢の判別方法が確立され、ノンレム睡眠、レム睡眠での脳機能の働きがどんどん解明されてきた現代科学の成果です。本書は、こうした研究成果をもとに、私たちの生活に深くかかわる眠りと夢の正体に迫ります。
目次
第1章 眠りのメカニズム(眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠の2種類がある;睡眠は「ノンレム睡眠」から始まる ほか)
第2章 夢のメカニズム(ノンレム睡眠の夢とレム睡眠の夢;睡眠中になぜ目が動くのだろう―ディメントの「走査仮説」 ほか)
第3章 睡眠中の不思議な行動と生理現象(入眠期に起こる不思議体験;金縛り体験とはなにか? ほか)
第4章 睡眠時間と記憶学習(教室は睡眠不足でいっぱい―もっと眠りたいのに眠れない;睡眠不足になると眠い、疲れる、キレやすくなる ほか)
第5章 生体リズムと睡眠(約1日周期のリズム;生体リズムをリセットする ほか)
著者等紹介
堀忠雄[ホリタダオ]
北海道生まれ。1972年10月、早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程中退。金沢大学大学院医学研究科(精神医学)にて博士号(医学)を取得。福井大学保健管理センター講師(カウンセラー)、同大学教育学部助教授(教育心理学)を経て広島大学総合科学部助教授(精神生理学)、同大学総合科学研究科教授を勤め、2008年3月定年退職。広島大学名誉教授。同年4月から財団法人福山通運渋谷長寿健康財団睡眠研究所所長として「高齢者のための快適睡眠プログラム」の開発に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷ
オランジーナ@
クロックス
デューク
airs