内容説明
「微分積分」というと、難しいというイメージ。教科書を開けばいくつも公式があって、覚えるのも大変そう。「そもそも私の人生に役立つの?」なんて思っていませんか?微分積分が簡単だと言うつもりはありません。でも、ハダシで逃げ出すような相手でもないんです。公式は暗記じゃなくて自分でつくるうちに身につくもの。本書で微分積分への一歩を踏み出してください。
目次
第1章 微分(微分積分とトリプルアクセル;数学アレルギー対策;ズバリ微分とは;1点の傾き? ほか)
第2章 積分(積分と微分のカンケイ;積分の書き方練習;積分の読み方練習;積分の計算練習 ほか)
著者等紹介
石山たいら[イシヤマタイラ]
行政書士。メダカカレッジ内で法学を中心にしつつも、学問分野に関係なく、各方面の実務を担当する
大上丈彦[オオガミタケヒコ]
プログラマ、ディレクター、予備校講師などを経て、現在はメダカカレッジ主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
29
★★★★☆図書館で見かけ何か惹かれるように借本してしまいました。微分・積分は学生時代以来ですが、当時の記憶が沸々と蘇ってきました。当時は公式を丸暗記していたと思いますが、見開きで文章とマンガで解説されているので大変分かり易く、何故そうなるのかという理論が腑に落ちました。円錐や球の体積の公式、速度と加速度と距離の関係など世の中には、微分・積分により導き出されたものが多数あることに驚きでした。まさに微分・積分は人類が生み出した英知です。全てを理解する必要はないというあとがきにも微分・積分いい気分になります。2019/04/26
PONSKE
11
「少しだけ成長できたかも」 微分は変化を、積分は部分が集合した面積を表す。高校生のときに学んだときよりは、それぞれの特徴を押さえられた。ただ、本書は理屈の説明で、社会でこれがどう役立つのか(きっと様々なところで使われているのだろうけど)まではわからなかった。ただ本書でも「入門書はわかるところだけわかればいい」というスタンスなので、ちょっとでも新しいことを学べたので良かったということにする。2021/01/13
す○○
5
積分の式の最後にdxがついている理由を考えたことも無かったので、しょっちゅう書き漏らしていました。本作を読んでナルホドと思うとともにこれからは書き漏らしが減ると思います。独学で学び直す高校数学の基礎固めには有効でした。2024/07/03
yukie
5
思い出せた!2020/05/25
ゲオルギオ・ハーン
5
ようやく微分・積分はなにをしているのか分かったことに感動した一冊。特に∫や∑の意味を理解した時は読める本の幅が広がったと思い、嬉しかった。漫画と文章が1:3くらいの比率だが、バランスが良く、文章で分かりにくいなぁと思っていると漫画のビジュアルが補足してくれることでとても助かった。数学をもう一回勉強したいとか微分積分が理解しにくいという人に紹介したい。2020/01/01