内容説明
水族館に遊びに行って、水槽が割れそうな気がしてちょっとだけ怖くなったり、エサ代はどのくらいかかるかと、疑問に思ったりしたことはありませんか。ひょっとしたら「どうやってイルカに芸を教えるの?」とお子さんに聞かれて困ったことのある人もいることでしょう。そこで3万人のWebアンケートから、知っていそうで知らない水族館の疑問を拾い出し、科学的視点で答えます。
目次
第1章 水族館はなぜあるのか(水族館はどんな施設か;水族館はどうやってつくるのか ほか)
第2章 水族館のスター達(大きさの違う魚がいっしょに泳いでいて大丈夫か;大きい魚は小さい魚を食べないのか ほか)
第3章 飼育係の使命(飼育係はどんな仕事をしているのか;水族館の展示内容は誰が考えるのか ほか)
第4章 水族館を解剖する(水族館が暗いのはなぜ;水槽の巨大なガラスが割れないかと心配だが、大丈夫か ほか)
著者等紹介
中村元[ナカムラハジメ]
水族館プロデューサー。1956年三重県生まれ。鳥羽水族館副館長退任後、新江ノ島水族館を監修、現在は同館の展示監督。東京コミュニケーションアート専門学校教育顧問。携帯公式サイト「水族館ワールド」にて情報を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
12
水族館で感じる素朴な疑問について説明しています。堅苦しいことは書かれていないので、リラックスして読めます。イルカの感情の部分はもっと掘り下げて欲しかったなあ。2013/12/16
かおりんご
12
児童書?学校の図書室から拝借しました。水族館好きとしては、うふふとした情報が盛りだくさん。いろんな水族館に行きたくなりました。ちょうど旅行に行こうとしていたところに水族館があったら立ち寄ります!2013/10/03
はるごん
10
水族館で働きたいって思った事あったなぁ。夜勤があるのは知らなかったが確かに動物たちがいるから夜勤は必要。水族館の知らない裏話がたくさん載っていて楽しかった。2022/09/26
こぺたろう
9
不要不急の外出自粛要請が解除されてからしばらく経ったので、久々に温泉旅行。散策する気はあまりなく、部屋で時間潰すお供に読了。アクアマリンふくしまのサンマ、うみたまごのタチウオ。浅虫水族館のホタテ。パリシネアクアのタイセイヨウサバ。訪問したどの水族館にも、展示内容に思い出があります。生き物に触れる機会というのは、人生を豊かにしてくれる大事なものだと思います。そんなことを思いつつ、楽しく読みました。2021/06/19
mari
8
なるほど~ほとんどの疑問は解消しました^^ショーなどで巨体のセイウチなら力でトレーナーから餌のバケツを奪うことが出来るのに、なぜに??と思っていたら、それは契約違反だからなんですね~、そんなことをしたらあとあと、めんどうなことになることをしっかり理解しているのだそうです! 面白くて楽しい内容、水族館好きにオススメ^^2014/01/17