ファーストマン〈下〉―ニール・アームストロングの人生

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  • サイズ B6判/ページ数 525,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797336672
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

月に初めて降り立った人物の悲劇と災難をと成功。アームストロングの物語と宇宙開発に乗り出したころのアメリカの歴史的背景を巧みに結びつけ、新米飛行士時代から最初の月着陸船船長に至るニールの人生にまつわる、誤った神話を訂正している。

目次

第6部 アポロ(灰燼からの復活;翼のない月着陸船;親しげなよそ者たち;先に降りるのはどっちだ;月ミッションの論理)
第7部 偉大なる跳躍(宇宙へ向かう;着陸;小さな一歩;地球への帰還;全人類のために)
第8部 月の裏側のような(地上に立つ;人間らしいエンジニア;偶像たる宇宙飛行士;ハートランドへ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブラックジャケット

7
アームストロングは事故に強い。ジェミニ8号の回転事故、RMの訓練中の事故、と地獄から無事生還した。人並み以上の冷静さが彼の真骨頂となった。オルドリンとの月面一番乗りの確執も面白い。しかしこの時代によくも有人月面着陸を敢行したものだ、とつくづく思う。月面着陸船が離陸に失敗した場合、二人は月で朽ち果て、司令船のコリンズは一人で地球に帰還する。ニクソン大統領のスピーチライターがその想定で原稿を書いたエピソードが印象的だ。一種の科学冒険主義の危うさがつきまとう。後年アームストロングの一歩 退いた姿が万感を語る。 2019/02/26

貧家ピー

4
アポロ11号打ち上げ前のサターンロケット事故、打上げ・月面着陸、地球帰還後のアームストロングの人生を描く下巻。 打上げから着陸に至る場面がやはり圧巻だった。 51年前にこれだけの業績を成し遂げたことに改めて驚いた。 一見不可解に思える言動や行動を行うアームストロングが、 どのように生まれてきたのか、上下巻を通じて明らかにもなった。2020/12/14

yooou

4
☆☆☆☆☆ いやー、アポロ11の旅は夢中で読みました。また前人未踏の目的の実現に向けて計画・実行していくプロジェクト推進のあり方は仕事の面でも見習うべきものがありました。本当にとても感銘を受けました。2011/01/23

mike_sugino

2
来年公開される映画の原作ということで、図書館で借りて上下巻を読了。ニール・アームストロング公認の伝記で、少年時代バイトで稼いだお金で飛行機の操縦を習得、海軍では艦載機乗りとして朝鮮戦争に従軍。大学で航空工学を学び、NASAの前身NACAに入所し、ベルX-1などの超音速機のテストパイロットを経て宇宙飛行士となるまでの上巻。アポロ計画初期から月への着陸、そしてその後を描いた下巻。細かいエピソードも多かったが、圧倒的な資料とインタビューで説得力はあったね。映画はアポロ11号近辺に集中すると思うが、楽しみ。2018/10/14

takao

1
ふむ2021/07/19

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