内容説明
取材のためにエルサレムを訪れた作家のモリーンは、白昼に突然幻視に襲われた。怒りに顔をゆがませた群集のなか、赤い服をまとって高貴にただすむ女性―彼女はモリーンに助けを切願した。これは夢なのか、それとも予言?幻視のなかに何度も現われるその女性について調べるうち、モリーンは女性がマグダラのマリアであると確信する。不思議な力に導かれて南仏を訪れたモリーンは「マグダラのマリアが選んだときに“待ち望まれし者”がやってくる」という預言の存在を知り、真相を追うが…世界29カ国で出版決定。ボッティチェリをはじめとする芸術家、ヨーロッパの王家、科学者からアーサー王伝説まで織りそんだ壮大な歴史ミステリー3部作。
著者等紹介
マゴーワン,キャスリン[マゴーワン,キャスリン][McGowan,Kathleen]
ロサンゼルス在住の作家。『待ち望まれし者』は当初自主制作で出版されたが、その後、大手出版社が150万ドルで出版権を取得して話題を呼んだ。刊行後、全米ベストセラーとなり、たちまち世界29カ国で発売が決定
山城咲子[ヤマシロサキコ]
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 洋書
- Toothbrush