内容説明
最も効果のあるパフォーマンス・チューニングの1つSQLチューニングのすべてを徹底詳解!基本から、現場で使える実践テクニックまでこの1冊で習得できる!人気シリーズ第4弾は、低コスト・高効果を実現するSQLチューニングをSQLの情報収集・分析方法から正しいSQLの書き方まで徹底詳解。
目次
SQLチューニング概要
基礎編 SQLチューニングの基礎知識(SQLチューニングと内部処理;チューニングすべきSQLの選定;統計情報の収集)
実践編 現場で使えるSQLチューニング(SQLの正しい書き方;索引の基礎知識;索引によるSQLチューニング ほか)
活用編 Oracleの機能を利用したパフォーマンス・チューニング(マテリアライズド・ビュー;パラレル処理;その他の機能)
著者等紹介
福田武志[フクダタケシ]
株式会社セイケン取締役。2006年12月まで、株式会社システムインテグレータに所属し、販売管理システムのメンテナンス、追加システム構築、そして、システムインテグレータ社のパッケージである、SIWebshoppingのカスタマイズから導入までを行ってきた。現在は、父の経営する株式会社セイケンに入社し、建設・不動産業の経営に携わる一方、新たにシステム部門を設立し、新規事業展開を行う。保有資格は、Oracle Master 9i Database Gold(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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湊
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oracle特化なだけあってこういった機能があるよーといった概要だけでなく細かな実行方法やコマンドも解説していて良書だと思う。いきなりチューニングしようとしてもまず何から初めていいかわからない、なんてことはなく実行計画の確認の仕方、各パラメータの意味等詳しく解説していてわかりやすい。マニュアル読んでも意味わかんねえ〜ってときはこれからはじめるといいかもね。2017/02/10
かと
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OracleMasterPFTune、DBスペともにSQLチューンは出ると思います。 これらの資格本より先に読むのを勧めます。良書でした。2014/10/20
hm
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タイトルからはSQLの適切な書き方を解説する本に見えるが、前半ではDBの各種統計情報を収集する方法が中心である。実務では「このSQLは良くない書き方をしている」でなく「どこかのSQLが遅い」という状態から始まるので、原因特定の方法を提示しているのはその意味で実用的である。後半はチューニングに関する話で、一般論はもちろんあるものの、実行計画を見ながら都度調整していくという姿勢が見られ、こちらも実用的。総じて実用性重視な一冊だが、読んで全てを頭に入れるのは無理なので、何かあるたびに都度参照する使い方となる。2019/08/18