内容説明
ロボットとひとつ屋根の下で暮らすなんて、まだ遠い先の話だと思っていませんか?実は、すでに多くの家庭用ロボットたちが、私たちの家のリビングで活躍すべく商品化されています。鉄腕アトムのように万能ではない、しかし愛すべきロボットたちを紹介するとともに、ロボット開発の現状や、五年、一〇年後といったごく近い未来の、パートナーロボットとともに生きるライフスタイルを描きます。
目次
第1章 アシモではない、アトムでもないロボット
第2章 家庭用ロボット最前線
第3章 ロボットがいる未来の暮らし
第4章 注目のロボットと購入できる家庭用ロボットたち
第5章 今、ロボットが抱える課題
第6章 ロボットと日本経済の行方
第7章 一〇年後のリビングで
著者等紹介
大和信夫[ヤマトノブオ]
1963年、大阪生まれ。産学連携ロボットベンチャーのヴイストン株式会社代表取締役。ロボットを活用したエンターテインメント事業の実施・運営企業サイバーストーン株式会社代表取締役。日本新事業支援機関協議会による2003新事業創出賞受賞。創業・ベンチャー国民フォーラムによる2004起業家部門奨励賞受賞。大阪市立大学非常勤講師。ロボカップ世界大会2004、2005で2連覇のチームOSAKA監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
現在のロボットは,人の要求を完全に満たす事はできない.ロボットを運用するときには,やり過ぎるほど厳重に見張りを立てており,普通の人はやり過ぎであると感じることが多いであろう.それは,どの会社も自分たちのロボットが世界初の人を傷つけたロボット,という称号を手にしたくないためである.2012/02/28
Humbaba
1
21世紀はロボットと暮らすことが当たり前になっている。そのような夢が持たれていた時代があった。そして、その夢は少しずつ現実に近づいてきている。今の時点で実際に販売されているロボットが多数紹介されている。2010/04/24
いっちょかみ
0
結構同じ内容を繰り返す感はあるが、ロボットの過去・現在・未来を語るには必要なのかな…。結局の所、コミュニケーションロボットはケータイやPCの先にあるのかもしれない。(図書館本)2009/12/25