ルールズ・オブ・プレイ―ゲームデザインの基礎〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 625p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784797334050
  • NDC分類 797.9
  • Cコード C0055

内容説明

どうして人はゲームで遊ぶのか?いったい何が意味ある遊びを生み出しているのか?すべてはよりよいゲームを作るために。ゲームデザインの観点から、ゲームとその遊びを知り尽くす。

目次

ユニット1 核となる概念(意味ある遊び;デザイン;システム;インタラクティヴィティ ほか)
ユニット2 ルール(ルールを定義する;三つの水準のルール;ディジタルゲームのルール;創発システムとしてのゲーム ほか)

著者等紹介

サレン,ケイティ[サレン,ケイティ][Salen,Katie]
ゲームデザイナー、インタラクティヴデザイナー、デザイン教育者。これまでMIT,テキサス大学、パーソンズ美術大学、ニューヨーク大学、ロードアイランドデザイン学校、ヴィジュアルアーツ学校などで教鞭を執ってきた

ジマーマン,エリック[ジマーマン,エリック][Zimmerman,Eric]
ゲームデザイナー、ゲームデザイン理論家であり、ゲームラボ(gameLab)の共同創設者でCEOを務める。これまでMIT、テキサス大学、パーソンズ美術大学、ニューヨーク大学、ロードアイランドデザイン学校、ヴィジュアルアーツ学校などで教鞭を執ってきた

山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。コーエーでのゲーム制作(企画・プログラム)を経て、文筆業・ゲーム作家。東京ネットウエイブ、一橋大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FFFT

6
ゲームのデザイン、ゲームを作る上でどういう点を考慮すべきかという点について書かれた本。プレイヤーとしていくつものゲームを遊んでいるだだけだと漠然と気づくであろうことを定義付けて説明してくれている。何気なく遊んでいるゲームについて根本的な天から考え直すことができる本…かな、と思いました…。デジタルゲーム以外のボードゲームや鬼ごっこのようなもののルールにも触れている点は面白いと思います。かなりのボリュームですがゲーム製作に関わる仕事についている方は手元に置いておいて折にふれ読んでみてもいいかもしれません。2011/10/15

めいけふ

5
この本のように様々な視点からゲームを読み解き、体系的にされるると日本のゲームが追い越されたのも納得がいく。これからよりゲームが発展、広がって行く上で、感覚ではなく知識としてもしっかり身につけておく必要があると感じた。2013/07/29

えんじ

2
その筋では有名な本。いつまでたっても下巻が出ないので、やっと下巻が出て間もなく上巻が姿を消し、入手困難に。復刊の予定があるということです。ありがたい。ボードゲームも電子ゲームも取り上げており、クニツィア、Rガーフィールドの寄稿もある。とても贅沢。手元にずっと置いておきたい。新版が出るまで。2018/09/29

decuno

2
名著。ゲームデザインというあいまいで表現しずらいものをさまざまな学問や、ゲームクリエイターの経験から解りやすく体系化してる。ゲームマニアなら自分が好きなゲームの「どこ」がすきなのかを説明するときに、うまく説明できない経験があったと思うが、この本はそういうあいまいな部分を詳しく説明してるので、ゲームデザインをやらない人でもゲームが好きならば読むべき本である。専門書なので難しいけど、わかりやすい訳だし読んでてつまる事がない。2013/11/10

nbt-nona

1
名著だし翻訳も良い。/境界例としてシムシティが挙げられてたけど、どう森なども怪しい?/最も興味深かったのは、ルール破りの項。しょっちゅう調整が入る現代のスマホゲームなどでは特に重要。/下巻未読。全4巻でKindle版が出てる。 2019/10/25

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